前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井市9条の会。高教組大会であいさつ。

2010年06月13日 | Weblog
    昨日は、選挙関係の宣伝物の準備、福井市9条の会の会合、福井県高教組大会でのあいさつ、地域の会合、などでした。

9条の会では海道弁護士が、「国会改革・定数削減をめぐって」と題して報告。
●民主党の国会改革法案は内閣法制局長官を除外。事実上、今年1月から除外されている。
議員規則の改正では、意見聴取会をつくることになっているが、単に聞き置くだけになる危険性。
目的は、国会審議権の縮小、憲法解釈権の独占、政権と政権党の権力拡大。

●党内統制では議員活動の矮小化。また、通年国会・会期不継続原則の廃止でいつまでも悪法が廃案にならない事態も。
●比例定数削減の策動
 衆院80削減、参院40削減。第1党に膨大な過剰議席。第3党以下の議席は極限に圧縮。
同質的2大政党制。・・・・・これは財界などの支配層が狙ってきたもの。

●国家改造路線の転換と民主的政治システムの創設
 「きれいな政治」の幻想は崩壊。「カネと政治の問題の未解決」は小沢自らが実証した。
世界の趨勢は比例代表制。

 小沢の方向を菅は踏襲。消費税増税路線などの推進。・・・・・・・


   わたしも、「320億の政党助成金をなくすほうが、議員削減より財政効果ある。議員削減は民意をとどかなくする。民主党内には、議員を減らして、政党助成金を増額しよう、という厚かましい議論もある。」「影響は地方議会にも。県内でも議員定数削減があいついでいる。わたしが県議の時に県議の定数が2人削減された。わたしは、議員歳費を引き下げて、県民の民意の反映のため定数削減はすべきではない、と。しかし、受け入れられなかった。つまり、財政は口実にすぎない」などと発言しました。

           ★

    高等学校教職員組合の大会では、組合が取り組んでいる高校再編に反対する運動について「地域に密着した学校をのこしてほしい、との県民の期待にこたえるものです」などと激励しました。また、菅政権がアメリカ、財界にモノいえない政権であることを批判し、力をあわせて政治を変えようとよびかけました。

    夜の会合では、タイに出張してきた方からいろいろなお話をお聞きしました。「インドとの取引に苦労している」との話も。福井県の経済の最先端に触れた感じでしたね。