前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

利息制限法金利引下実現全国会議シンポ

2010年07月25日 | Weblog
     昨日は、参院選をうけた会議、利息制限法金利引下実現全国会議シンポ、冤罪事件・足利事件の講演会、参院選ごくろうさん会、などでした。

     利息制限法金利引下実現全国会議シンポは、アオッサで開催され、他党のみなさんも参加されていました。「想定外」でしたが、わたしも参加者のみなさんに紹介されました。
内容では、福井まんさくの会の取り組みや、福井県消費生活センターの相談活動の紹介がおこなわれました。メインの講演では、「貸金業法改正の完全施行と残された課題」「適正金利・上限利率はどうあるべきか」などについて、弁護士や税理士から報告がおこなわれました。

改正法でも保証人保護にはいたっておらず、保証の総量規制として年収の5分の1とすべき、保証人の生活を破壊しない範囲での保証とするために、自宅・生計に不可欠の不動産や、給料・退職金などを差し押さえ対象物の制限とすべき、などがしめされました。保証人保護の確立は今後の重要テーマです。

また、マスコミで専業主婦が借りられなくなった問題などの報道が目立つことについて、「そもそも主婦が簡単に300万も借りられることがおかしい。借りられなくなったのではなく、生活を行き詰まらせる過剰融資のラインを常識的な水準にした」との新聞コメントが紹介され、多重債務者問題解決の基本は、高金利の引下げ、総量規制、家計管理、の3本柱、と強調されてました。
 相談のなかでは、主婦などの「癖」ということにも直面しますが、総量規制が大きな役割をもつと思います。