前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

双葉山にあやかりたい・・・・・。原発「もんじゅ」の「解」は?

2010年12月16日 | Weblog
    昨日は、街頭宣伝のなかで、「あ、娘があなたのことを言ってましたよ。坂井町の出身なのね。がんばって」と激励。地域訪問では、玄関に双葉山の「忍」の額が飾られているお宅で、「応援しますよ。がんばって」と激励をうけました。額の由来をおたずねすると、奥さんが「私が17歳の時に家にきたんですよ」と。選挙も双葉山にあやかりたいものです。
昼休みは職場訪問。大事な食事・休憩中におじゃまするので話は短く、こくた国会対策委員長来福・演説会への参加をよびかけました。「はーい、わたしたち参加しますー」との返事に、にっこり。よろしくお願いします!


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NHK・・・・もんじゅ関連で国と協議

西川知事は16日、東京で高速増殖炉「もんじゅ」をめぐる課題などについて、国との協議に臨むことを明らかにしました。高速増殖炉「もんじゅ」の今年5月の運転再開を認めるにあたって、西川知事は、当時の川端文部科学大臣や直嶋経済産業大臣と協議を行って、安全対策の徹底や、北陸新幹線の県内延伸をはじめとする地域振興策の充実を求めるとともに、状況に応じて協議を行って取り組みの進み具合などを確認することで、合意していました。15日開かれた12月定例県議会の予算特別委員会で、西川知事は、16日午前、東京で大畠経済産業大臣や高木木文部科学大臣と「もんじゅ」の運転再開後、初めての協議に臨むことを明らかにしました。

これに関連して西川知事は「『もんじゅ』の運転再開にあたっては、北陸新幹線などの地域振興策に政府全体としてしっかり取り組むという方針が示された。こうした約束は、内閣が変わっても果たされるべきだ」と述べ、政府の来年度予算に北陸新幹線の県内延伸を盛り込むことなど、地域振興策の実行を強く求める考えを示しました。

12月15日 ・・・・・・・・




   日本原子力研究開発機構の研究開発強化検討委員会が昨日開かれ、伊藤和元敦賀本部長代理は「装置落下の経験を後継炉に生かしたい」などと述べたという。
よくダムなどの公共事業では、いったん決めたらとまらない、拡大する、ということが言われてきた。
「もんじゅ」はすでに1兆円もの税金をつかい、毎年数百億円の税金が投じられつづけている。
さらにつぎのあらたな「高速増殖炉原発」の計画づくり。

なぜダムなどの公共事業がとまらないのか。そこにはスーパーゼネコンの儲けがかかっており、企業献金でがんじがらめにされている政党では歯止めをかけられない。

「もんじゅ」も、いわば原発公共事業。原発メーカーの「儲け」がかかっている。そこに、地方自治体が新幹線という大型公共事業を「連立方程式」にして取り組んでいる。

この問題で国民本位の「解」を導くには、企業献金と無縁の日本共産党の出番となります。

    

冬の別れ

2010年12月15日 | Weblog
「しんぶん赤旗」・・・・・・・「自浄能力問われる」
     穀田氏 小沢氏の証人喚問要求


  日本共産党の穀田恵二国対委員長は13日、民主党が役員会で小沢一郎元代表の国会招致方針を決められなかったことについて、民主党の「自浄能力が厳しく問われる」との談話を発表しました。

 穀田氏は談話で、小沢氏の資金管理団体による土地購入の「巨額の政治資金について、その原資は何なのか、公共事業に絡む税金の還流はないかなど、多くの国民が疑念をいだいている」と指摘。日本共産党として、小沢氏の疑惑解明にむけて「拘束力をもち偽証罪が適用される証人喚問」をひきつづき強く求めていくと表明しました。

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   政治とカネをめぐる民主党の対応には呆れるばかりです。
穀田恵二国対委員長が来福する演説会はいよいよ19日です。午後2時から福井市文化会館。ぜひ、お誘いあわせてお越しください。


    昨日は、街頭宣伝や弔問。この時期、なくなる方が多いですね。昨日は3軒の弔問でした。つい2週間ほど前に、お元気なお声をお聞きした方が亡くなったのにはショックでした。地元で私の活動を励ましていただきました。ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

平山画伯の日本画に感動。新幹線、県民に説明しない西川知事と県議会議員。

2010年12月14日 | Weblog
    昨日は、かねもと幸枝さんや山田和雄さんと街頭演説、会議や地域訪問でした。後援会の方とある「豪邸」をたずねると、玄関に平山郁夫画伯のシルクロード。思わず息をのむ迫力。こんなお宅は何度でも訪問したいなー、と思いました。いろいろお話させていただき、ご協力していただけることになりました。別の「豪邸」、ここは社長宅とのこと。「景気はどうですか」と伺うと、「役所の予算が減って影響が大きい。がんばってくれ」と思わぬ激励をいただきました。
    19日のこくた恵二国会対策委員長を迎えての演説会(午後2時、福井市文化会館)のご案内もおこないました。

     演説会では手話通訳がつきます。ろうあ者の方もお気軽にご参加ください。また、「託児所」ももうけます。小さなお子様づれの方も安心してご参加ください。お待ちしています!

       
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     NHK・・・・・知事が新幹線で国交相に要請

      西川知事は13日、国土交通省を訪れ、馬淵国土交通大臣と面会しました。この中で西川知事は北陸新幹線について「国土交通省は敦賀以西の整備のあり方を課題としているが、地元では障害はない。先行きが見えないことで沿線のまちづくりにも影響が出ている」と指摘し「来年度の予算編成までに認可を決めて予算を確実に確保してほしい」などと述べ、政府の来年度予算に北陸新幹線の敦賀までの整備を盛り込むよう改めて求めました。馬淵大臣は「今の段階では何も言えない」と述べるにとどまったということです。
北陸新幹線の金沢=敦賀間をめぐっては、来年度予算の概算要求に整備が盛り込まれなかったことから、今年10月にも西川知事が馬淵大臣に早期の認可着工を求めていて今回は、年末の予算編成を前に、馬淵大臣に陳情を行うのは事実上、最後の機会となります。
西川知事は「地域では課題は解決されているので、年末に向けて結論を出してもらいたい」と述べました。

12月13日 ・・・・・・・・・



    知事は相変わらず「地元では障害はない」といい続けています。県民には、財政負担の問題や在来線第三セクター化で通勤通学で日常的に利用する鉄道運賃の大幅値上げの懸念など不安材料があります。
県民の方ををむいて説明せず、ひたすら国ばかりみる西川知事、民主党や自民党のオール与党県議会議員。
最近の青森まで開業、の「光と影」の全体像の分析こそ求められています。

青年のみなさんとざっくばらんに懇談会。しかし、内容は・・・・・

2010年12月13日 | Weblog
昨日は青年のみなさんとの懇談会に参加しました。
 いろいろな疑問や要望が・・・・・・
●駅前開発や新幹線が結論ありきですすんでいるのではないか
●自治体職員採用の年齢制限をなくしてほしい
●あちこち遊びに行くのに交通費が高すぎる
●派遣など非正規雇用を減らし、正規雇用を増やしてほしい
●県営住宅に住んでいるが、鍵が古い。空き巣に入られた。
●古い原発をいつまで使いつづけるのか
●奥越地域の医療体制がいびつなので対応をしてほしい
●県会議員が100万も使う海外視察はやめて。お金を返してほしい
●TPP問題の影響は
●福井に若者をとどまらせるために何をするのか
●結婚しない、したくない、できない青年のことは
●あわらの旅館も不景気で大変
●公務員の人件費が削減されているが、影響はどうか
●県庁の採用試験は点数しか公開されないが、本当に公平なのか
  
   ・・・・・・・などなど沢山の声をお聞きしました。

  わたしなりにせいいっぱい答えさせていただきましたが、胸におちたでしょうか。
このように、「あらゆる分野」のことを聞かれて、短い時間でわかりやすく回答するのはけっこう大変です。

抽象的な話ではなく、わたしの議員時代の質問や経験なども織り交ぜて話すようにしました。
たとえば、
●公共事業では自民党議員などはお互いの地域の「無駄な」事業温存のために、領域侵犯はしない傾向がある・・・として、駅前地下駐車場と福井空港拡張計画の時の自民党議員同士のやりとりを紹介・・・・
●公務員の採用拡大では、当時30歳だった教員採用年齢を議会で質問して拡大させた・・・・
●社会保険病院の問題では公的病院を守れと繰り返し厚生労働省要請をおこなってきて、せめぎあいが続いている・・・
●県会議員の政務調査費の使い方では数年前まで領収書などが非公開だった。かつての自民党議員は「韓国などへ行くと政務調査費はいつの間にかなくなった」と話していた裏話なども紹介。海外視察も「違反」ではないので、県民の世論でやめさせていくことが必要・・・・・
●県庁の採用試験では、以前は大学などに「思想調査」がおこなわれていた。いまはそのような憲法違反のことはおこなわれていない・・・

     ・・・・・・などなどです。

   そして、ぜひ19日、こくた恵二国会対策委員長を迎えての演説会に参加してください、とよびかけました。午後2時から、福井市文化会館です。

福井市建設部長の許せない答弁「住宅リフォーム助成はバラマキだからやりません」

2010年12月12日 | Weblog
    昨日は、街頭宣伝や地域訪問、会議などでした。
会議では、県内の共産党議員からの活動報告も。TPP反対の議会意見書は敦賀市と勝山市などであがることになりそうです。ぜひ1ヶ所でも多くの議会意見書意をだし、民主党政権に「県民の声」をとどけていただきたいものです。

丹南の農業者の集会でも日本共産党のTPP反対のチラシが大反響だったことが玉村・越前市議から報告されました。民主の糸川衆議院議員にも、「糸川さんTPP反対やろな」と声をかけたら、「もちろん反対です」と答えたとのこと。おおいに頑張っていただきたいものです。

鈴木・福井市議は住宅リフォーム助成を求めた議会論戦を紹介。鈴木議員においつめられた建設部長は、なんと「住宅リフォームはバラマキだからやりません」と開き直ったとのこと。なんということでしょうか。全国各地の自治体で制度がつくられ、地元の業者に仕事がまわり、地域経済に大きな効果をだしています。福井でも3000人余が参加する建設組合もこのような制度を求めているのです。まともに、「勉強」もせずに拒否することは許されません。福井市として、現場の工務店や大工さんたちの声をヒアリングぐらいしたらどうでしょうか。
 山本・敦賀市議は敦賀市でも住宅リフォーム制度に前向きの答弁が得られたことを報告しました。
再開発ビルのようにスーパーゼネコンのもうかる建設事業ではなく、まちの工務店など市井の業者が「息をつける」事業こそ求められています。


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井上さとし参議院議員・・・・臨時国会が終わり12月も中旬になりました。これまでの師走の永田町は、予算案の決定にむけて与党議員が激しく動き回る風景が見られました。ところが今年はどうも違います。

臨時国会の結果に危機感をもった民主党は、一方で社民党との関係強化をはかりながら、自民党との大連立につながる動きも見せています。同時に、議決よる小沢氏の国会招致の方向を進めていますが、それに対し民主党内の反発も強まり、党内抗争の様相にも。

臨時国会は、政策論戦そっちのけの民主・自民間の口汚い言い争いばかりが目立ちましたが、国会が終わっても政局優先の動きばかり。国民生活は置いてきぼりです。この師走、こんな政治を大本から転換するために、大いに走ります。 

さて今日、12日9時からのNHK日曜討論に出演し、外交・安全保障について各党代表と討論します。是非、ご覧下さい。・・・・・・・



   まちを歩いていても、生活はどんどん悪くなるのに、先の展望が見えない政治に市民の大きな不安と怒りを感じます。
パフォーマンスや、「党内抗争」「大連立」ではなく、暮らしと地域経済活性化の具体策を提案している日本共産党に注目が集まります。

足羽川ダムの検証は万全か?「ムネオ」と福井県の深いつながり。

2010年12月11日 | Weblog
     NHK・・・・足羽川ダム検証に向け会議

     国は、ダムに頼らない治水を目指すとして、全国で計画中の80余りのダムが本当に必要かどうか全国一律の方法による検証を進めています。県内では、越前市の吉野瀬川ダムと若狭町の河内川ダム、池田町の足羽川ダムの3つが対象で、県が計画している吉野瀬川ダムと河内川ダムについては県の検討会で議論が始まっています。
10日は、国が計画している足羽川ダムについて議論する検討会の開催に向けての会議が福井河川国道事務所で開かれ、国や県、福井市などの担当者が参加しました。今後の検討会では治水対策としてダムも含め5案ほどを示し、それぞれの案のコストや安全性、環境への影響など7つの視点から評価することが確認されました。

12月10日 ・・・・・・・・


   先般のわたしたちの国土交通省とのやり取りでは、「9月28日に各整備局に検討の検証を開始するよう指示した。これはオープンな場で検討される。判断は、有識者会議でチェックしながら判断は政務3役。検証のやり方は、新しいやり方も含まれる」と回答していた。
その際、私は「同じ方々による、同じような比較データでの検証では同じ結論になりかねない」と指摘し、国土交通省の担当者と激しいやり取りとなった。
    議論を県民的に監視することが必要ですね。

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     佐々木衆議院議員・・・・今週6日(月)に、鈴木宗男前衆院議員が収監されました。「やまりん事件」「島田事件」にかかわる受託収賄やあっせん収賄など4つの罪で懲役2年、追徴金1100万円の判決が9月に確定したからす。
私が、鈴木前議員と初めて面と向かって対話したのは、「ムネオハウス」(国後島緊急避難所兼宿泊施設)を追及した2002年2月の国会でした。

鈴木前議員は、著書などで「ムネオハウス」は立件されておらず、事実無根と主張してます。しかし「ムネオハウス」の工事入札に関連し、公設秘書と受注業者の社長ら6人が偽計業務妨害で起訴され、公設秘書は有罪が確
定し、後援会幹部も有罪となっています。
この事実に触れず、本人がその件で起訴されなかったから「ムネオハウス」事件そのものが事実無根だというのは、明らかに問題のすり替えです。

そもそも、「ムネオハウス」事件の本質は、公的事業を私物化した点にあります。公的事業を後援会幹部の会社に回るように働きかけ、その会社から政治献金を受けたことは事実であり、それ自体、税金の還流というべきでしょう。政治的・道義的責任は免れることはできません。

検察が証拠を改ざんした「郵便不正事件」をもって、鈴木前議員の件も「検察のでっちあげだ」という主張もあるようです。しかし、村木さんは裁判で無罪になりましたが、鈴木前議員の「やまりん事件」「島田事件」については、1審、2審で有罪となり最高裁が上告を棄却し確定したのです。裁判所は、検察と違って独立機関として自主的な判断をおこなう立場にあります。裁判所の結論を尊重するのは当然でしょう。

確かに、検察のあり方については、さまざまな角度から検証すべきでしょう。――検察は「ムネオハウス事件」について鈴木前議員の関わりを、なぜ立件しなかったのか、いまだに釈然としません。そのうえ、国会が偽証罪で告発したときも「ムネオハウス」に関する鈴木議員の証言は対象外となりました。それは、当時の与党が「検察の提起」を受けて、そうしたからです。当時、野党4党はムネオハウス関連の証言も入れるべきだと主張しましたが、与党によって拒否されました。日本共産党に手柄を立てさせたくないという検察の意図がその背後にあったのかもしれません。・・・・・・・・




     「ムネオハウス」を追及したのが佐々木衆議院議員でした。
      鈴木前議員は福井県の政界とも関係が深く、自民党県議の実父が亡くなられた時には奥さんが弔辞を代読していましたし、別の自民党県議の息子さんは鈴木氏の秘書もつとめたことがあると聞きました。
「ムネムネ会という組織があって、飲みにきたこともあるわ」とある店のママに聞いたことあります。
    なぜ、福井県とこれほど関係が深いのか。鈴木氏が仕えた中川氏が科学技術庁長官で原発との関係があったかららしいですが・・・・。
    ある自民党県議は私に、「将来、政界の中枢にいきそうな政治家を地盤に関係なく応援するんだ。お互いのためになる」と語りました。まあ、財政的に「成長株」の政治家を応援し、見返りはのちほど、というわかりやすい構図でしょうかね。

経済界からも激励。福井新聞「越美北線 山越え谷越え」で思い出す。

2010年12月10日 | Weblog
   昨日も、こくた衆議院議員が来福する演説会のご案内で経済団体などを訪問しました。
「若い人が働く場所がない。県庁の職員も増やすなども考えてほしい。」と痛切な訴えもお聞きしました。
ある経済団体では、「来年は佐藤さんも頑張ってください」との激励も。日本共産党は地域経済と雇用を守る提案をだしていますから、共感があるのかもしれません。日本と福井の「閉塞」を打破する新しい政策が求められています。
夜は、共産党の集会で、西村きみ子、鈴木しょうじゅ両市議とともに、決意表明をおこないました。頑張ります!


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    今日の福井新聞から「越美北線 山越え谷越え 15日 開業50周年」という企画がはじまった。
福井豪雨後のことが書かれている。当時の県庁総合交通課長だった寺崎さんのコメントもある。
そう、あの時、「廃線」という文字が新聞にもおどった。

福井豪雨災害翌日、わたしは当時の美山町役場で町長らに実情を聞くとともに、大野市のJR鉄道部にもかけつけ、「代行バスの運行と、鉄道復旧を」と申し入れた。応対されたJRの方は、「代行バスは考えます」とは答えたが、「鉄道の復旧は・・・」とはっきり答えなかった。

災害翌々日には、日本共産党の高橋衆院議員が青森からかけつけた。わたしたちと越美北線の鉄橋が崩れ落ち、線路が流された現場をつぶさに調査した。美山町長とも懇談した。町長は、「いろんな政治家の方がたくさんきています。一番最初にきていただいたのは共産党の佐藤さんです」と言われた。実は前日は福井市からは美山に入れず、大野から入ったのだった。そして、「調査にこられた国会議員の先生、ひとりにつき1億円の支援をお願いしたい」と冗談とは思えない、悲痛な訴えはわたしたちの胸をうった。

高橋衆議院議員はわたしたちと福井市内の被災現場を調査し、福井市の「対策会議」も傍聴した。
その時、当時自民党の衆議院議員がはいってきて、「ちょっと」などと言って、議事を中断させ、自分の「訴え」をはじめたのには驚いた。その議員はその後、所属政党を変えているが・・・。

さて、その後の国会論戦、災害対策の集中審議のなかで高橋議員は越美北線の復旧問題をずばり取り上げた。
鉄道局長は、「JRにたいして復旧を指導します」と答弁した!
このことは、すぐにわたしたちにも伝えられ、わたしは寺崎課長にもすぐに伝えた。寺崎さんは、「本当ですか。ありがとうございます」と喜ばれた。

   地元のみなさんや、県庁のみなさんとともに、日本共産党と私も、越美北線の復旧の一端を担えたことは「誇り」だ。

開戦記念日の街頭演説。女性後援会のみなさんとハンドマイク宣伝

2010年12月09日 | Weblog
     昨日は、12月19日にこくた恵二衆議院議員・国会対策委員長を迎える演説会のご案内を山田和雄国政対策委員長とともに各種団体にたいしておこないました。「ごくろうさまです。都合がつけば行きますよ」「佐藤さんも来年はがんばってください」「よく街頭演説してますね」など歓迎していただきました。ありがとうございました。
 演説会は19日午後2時。福井市文化会館です。ぜひ、ご参加ください。


     午後は、12月8日、南県委員長やかねもと書記長とともに開戦記念日の街頭演説。演説をはじめたら、右翼団体の街宣車がやってきて、「共産党の甘い言葉にだまされるな」と大音響で妨害。10分ぐらいですか、妨害して去っていきました。
まさに、「気にくわない言論を暴力的に封じようとする」行為は、かつての戦争に日本を導いたものであり、許されません。
     選挙がちかづくとこちらが予定していた場所などで他党、他予定候補が街頭演説をしている、などということはたまにあります。その際は、あとからきた方が場所を変えるか、打ち合わせして終了時間を確認するとか、ということが福井県内でも常識となっています。
     演説後、ちかくのお店などを訪問して「おわび」しましたが、みなさん右翼団体の行為に批判的でしたね。

     夕方は、女性後援会のみなさんとハンドマイク宣伝。演説は後援会の多田初江さんと、私。演説が終わると、話を聞いていた女子高校生たちが「がんばってください」と握手を求めてきました。後援会のみなさんも驚かれていました。高校生にもわかりやすい演説だったかな?
あわらから元金津町議の田島さんも参加されていました。みなさん、ありがとうございました。

     夜は、地域後援会の方と訪問。リンゴの差し入れや、大月書店の国民文庫の古本の差し入れ?などがありました。
「自民党や民主党の県会議員の海外視察での税金の使い方はひどい。知り合いにも伝えています。演説会にも参加します」との声も。
しんぶん「赤旗」も3人の方が読んでいただけることになりました。力づよい応援です!ありがとうございました。


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      時事・・・・ナトリウム検出器でトラブル=もんじゅ、漏えいなし-原子力機構

      8日午後4時35分ごろ、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、ナトリウム漏えい検出器の電源が切れ、漏えいを検知できなくなった。検出器は午後8時前に復旧。ナトリウム漏れはなかった。
 原子力機構によると、トラブルがあったのは一時的に貯蔵している使用済み燃料を冷却する系統。ナトリウム配管周辺の空気を吸い込むポンプを交換した後、電圧の点検中に回路がショートしたことが原因とみられる。(2010/12/08-21:41)・・・・・・


      昨日、12月8日は、開戦記念日であるとともに、原発「もんじゅ」が世界最大のナトリウム火災事故を起こした記念日でもあります。
街頭演説では、すでに1兆円もの税金をつかっているのに先がみえない危険な「もんじゅ」の永久停止を求めました。
あいかわらずの事故・トラブル。県民はますます不安です。

1本の電話から西村きみ子福井市議の質問に。通学定期で改善答弁!木子正勝さんを悼む。

2010年12月08日 | Weblog
    先日、このブログでえちぜん鉄道の通学定期のことを書きました・・・・事務所に「予備校にこどもが通っているが、えちぜん鉄道では通学定期にしてもらえない」との相談。調べてみると、この福井駅前にある予備校が、テナントでやっているため、学校法人となっていないこと、各種学校の申請がおりず、えちぜん鉄道の規定で通学定期の対象とならないことがわかりました。・・・・・・

昨日の福井市議会の一般質問で西村きみ子市会議員がこの問題を取り上げました。西村市議から、市側は「学校側の申請があれば、対象となるようにしたい」と答弁した、との連絡がありました。やったね!
 
 このように、1本の日本共産党への電話が、議会質問となり、県民の利便性の向上につながる成果になるのは本当に嬉しいものです。


  また、西村議員は、「新幹線問題でも、初めて大宮止まりのダイヤ編成もできることを市が認めた。新幹線の利便性の問題でもはっきりと疑問がでてきた」と語っていました。この問題は、私たちの国土交通省交渉のなかで国側が認めていたものです。県などの「時間短縮」のPRをまともに信用できないこともいよいよ明らかになってきましたね。


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    昨日は、敦賀市の木子正勝さんの葬儀に参列しました。
享年67歳。元国鉄労働組合敦賀支部書記長。元日本共産党嶺南地区常任委員。

わたしが、30歳の「若造」で日本共産党嶺南地区の委員長となった時に、敦賀市会議員選挙の候補者を決意していただいた。当時は、県外から敦賀市の民間最終処分場に大量のゴミが持ち込まれている問題がおこり、市民団体をたちあげ、その中心として活動されていました。
私の力不足で選挙に破れましたが、「いやー、よくとった。60票ぐらいの差は候補者の責任だ。地区委員長、気にするな」となぐさめていただきました。その後も、いろんな活動で奮闘されました。
 訃報をきき、弔問。奥さんは「元気なら、まだまだ選挙などでがんばれました」と言われたが、残念だ。

   「国労らしく」というか、酒とタバコが好きでした。ご冥福をお祈りします。

政治の閉塞をどう打開するか。山岸勝山市長の「共産党の議会報告を破り捨てよ」との暴言。

2010年12月07日 | Weblog
赤旗・・・・菅直人首相は6日、臨時国会閉幕を受けて首相官邸で記者会見を行いました。この中で、首相は政権の基盤強化のため、「内閣改造うんぬんではなく、社民党、連立を組む国民新党とより緊密かつ戦略的に共同していきたい」と述べ、社民党などとの連携を重視していく考えを強調。同時に「場合によっては、他のグループとも話し合いたい」とも述べ、自民、公明両党などへも秋波を送りました。

 沖縄・米軍普天間基地問題については、「(衆院)選挙中、鳩山(由紀夫)代表や私たちも含めて『県外、国外(移設)』と申し上げ、実現できなかったことは党としても申し訳なかった」などと党ぐるみの公約違反を認めながらも、「日米合意を踏まえる」と述べ、あくまでも名護市辺野古に新基地を押しつける考えを強調しました。

 社会保障を口実にした消費税増税については、「党としての取り組みも含め、足元を固めながら議論を進めていただいている。議論が必要だという立場をとっている有力な党もあるので、そうした(協議の)場を与野党間でつくることが望ましい」と述べ、増税方針にかわりがないことを示しました。

 2011年度予算編成で焦点となっている基礎年金の国庫負担割合については「いったん2分の1に引きあがっているので何とか維持する方向で進めてもらいたい」と述べました。・・・・・・・



いま、日本の政治が閉塞状況にあると思っている人が多いのではないか。
自民から民主に「二大政党」による政権交代は実現したが、暮らしもなにもかもさっぱり先が見えない。

民主は選挙の時の約束を完全に裏切り、米軍基地の沖縄押し付けと、税金・医療・介護などあらゆる面で国民負担増をすすめようとしている。自民党と変わらない。いや、自民党以上にひどい内容だ、との批判は当然だと思う。

根っこには、アメリカや大企業本位の政治姿勢があることは自明。この大本にメスを入れることができる日本共産党と力をあわせて、本当の「政治改革」をすすめましょう。
  
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   昨日は共産党の会合で勝山市の山田市会議員といっしょになった。
「運動会で山岸市長が、共産党の加藤市会議員の議会報告を名指しで批判し、市民に破り捨てよう、とよびかけた」という。
学校の統廃合問題を批判した政策チラシだが、結局市民の反対の声におされて統廃合計画はストップ状態。
イラ菅、ならぬイラ山岸市長が、思い通りに市政がすすまず、共産党と市民の共同で学校統廃合計画が頓挫したことで怒りを爆発させたのか。
しかし、市長が、議場でもない多くの市民が集まっている場所で特定の議員を名指しで批判し、議会報告のチラシを破棄することを「扇動」するとは呆れた。
これだけでも市長の資質に欠けると言わなくてはならない。


    山岸市長とは県議時代に、電車存続などでともに取り組んだこともある。県の保健所統廃合では、わたしとともに知事提案に反対した。自民党県議としては「勇気」ある行為だったと思う。
政治家としての初心にかえり、市民の声によく耳をすまして市政運営にのぞまれることを期待したい。

高浜で危険なプルサーマル始動へ。南座「まねき下げ」・・・・

2010年12月06日 | Weblog
    NHK・・・・・プルサーマル核燃料 原子炉に

    使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを一般の原子力発電所で燃やす「プルサーマル」の実施に向けて関西電力の高浜原発3号機で専用の核燃料を原子炉に入れる作業が行われました。
5日は高浜町の高浜原発3号機で午前9時すぎからプルサーマル用の核燃料を原子炉に入れる作業が始まり、国の原子力安全・保安院や県、それに高浜町の担当者などが立ち会いました。
作業は、貯蔵プールの核燃料を1体ずつクレーンでつり上げて水中を移動させ、原子炉に入れるというもので、午後3時前にはプルサーマル用の8体を含む157体の核燃料がすべて原子炉に入れられたということです。
関西電力は、このあと国の検査に合格すれば12月20日すぎに原子炉を起動し、12月25日からプルサーマルによる発電を始めたいとしています。

高浜原発では、平成11年に国内で初めてプルサーマルが実施される計画でしたが、イギリス製の核燃料の検査記録のねつ造が発覚したことをきっかけに大幅に遅れ、今回はフランス製の核燃料が使われています。
プルサーマルの実施は佐賀県の玄海原発などに続いて国内で4例目で、東海・北陸地方の原発や関西電力の原発では初めてとなります。高浜原発の長谷泰行所長は、「地元の高浜町と県のご理解とご協力に感謝したい。今後も作業に慎重を期して、安全第一で進めたい」と話しました。・・・・・・



     わたしが県議に当選した時に最初に直面した原発問題がプルサーマルだった。ちょう県が認めるかどうかの時期。地元、高浜でも住民の反対の声も広がっていた。イギリスのBNFL社製の燃料のデータ捏造事件。関電や県は当初、捏造は部分的だ、との見解だった。わたしは、「そんな信用できない会社のデータは全体が信用できない」と批判した。ほどなく、ほかの燃料もデータ捏造がおこなわれていたことが明らかになり、計画は頓挫した。
    それでも、「プルサーマルは国策」ということで、福井県は計画自体の認可を取り消さなかった。
    原子炉設計時には想定していないプルトニュウム燃料をつかうことが、原子炉制御にどのような影響をあたえるのか。十分解明されてはいない。専門家からも「ブレーキの効きが悪くなり危険だ。また、使用済み燃料にも危険なダーティプルトニュウムが発生する。労働者被曝も増大する。さらに、燃料代も馬鹿高く、国民の電気料金負担となる」などなど厳しい批判がでている。
    いまは県議会に共産党の議席がなく、批判もないのでしょう。それだけに県民的な監視が必要だ。


    別の話題・・・・



    京都新聞・・・・・南座 海老蔵 “まねき下げ”

     南座(京都市東山区)で開かれている「吉例顔見世興行」で、顔を負傷し休演となった市川海老蔵さん(32)の名が記された「まねき看板」が4日深夜、劇場正面から外された。「まねき上げ」で掲げられた看板が取り外されるのは異例。作業は夜の部終演後行われ、劇場側から、作業員が海老蔵さんのまねき看板を引き抜いた。

 海老蔵さんは先月25日未明に暴行を受け、顔見世を休演。”主人“不在のまま掲げられたまねき看板は注目を集め、来場者や観光客らがカメラを向ける姿が目立っていた。・・・・・・・・


     南座は何度か観にいったことがありますが、「まねき下げ」とは驚きましたねー。

中京大学同窓会に出席。政策の違いのない自民・民主の「国会」

2010年12月05日 | Weblog
     昨日は街頭宣伝を終え、中京大学の同窓会に出席しました。今回は初めて梅村清弘総長・理事長が参加。今後、中部圏の大学も「淘汰」されていく厳しい情勢のなか、3学部をあらたにつくる攻勢的な大学運営の方向を話されました。また、「学生は8時には学校に来て勉強している」との話には驚きました。就職活動の厳しさの反映でしょうか。
      しかし、パワー前回の総長・理事長です。テーブルをひとつひとつ回られ、わたしにも「共産党も頑張らないと。いまの政治ではねー」と激励をうけました。わたしは学生時代に署名運動に取り組み、前理事長にお届けしたことなどもお話ししました。
     越前市の川崎市議もおなじテーブル。同学年。学部学科が違うため学生時代の面識はありませんでしたが。越前市の友兼福祉保健部長をはじめ自治体関係者や教員関係の方も多く、いろいろお話することができました。「来年は頑張ってよー」と激励もいただきました。ありがとうございました。

           ★

    佐々木衆議院議員・・・・10月4日から開かれていた臨時国会は、12月3日閉会しました。
――7月の参議院選挙の結果、衆議院と参議院で与野党の議席数が大きく逆転した「ねじれ国会」のもとで初めて開かれた国会でした。そのため、これまでになかった現象も生まれました。たとえば、国会運営です。与党の民主党は、できるだけ野党を刺激しないかたちで国会を運営しようとしていたように見えました。そのため、衆議院で強行採決は一度もありませんでした。

他方、野党の自民党も単純なボイコット戦術はとりませんでした。……表面だけみれば、たいへん円満な国会運営がおこなれたかのようですが、実はそうではありませんでした。
政策論戦よりも、もっぱら揚げ足取りと口汚い悪罵の応酬がおこなわれたことに特徴がありました。――たとえば、衆議院本会議で、自民党女性議員が代表質問で「ひきょう者」「まぬけ」「ウソだらけ」「詐欺」「ばかげたバラマキ」「寝とぼけ」と、ありとあらゆる罵詈雑言をならべたてました。こんな下品な代表質問は、かつて聞いたことがありません。
そのうえ「(答弁は)あなた自身の言葉で表明して下さい」と言ったのです。
イラッときた菅総理も、この挑発に乗って「原稿を読まないで答弁しろというなら、原稿を読まないで質問すべきだ」と言い返したのです。

こんなお粗末な調子で始まった国会でしたが、最終盤、目も当てられない低次元な話で終ってしまいました。――民主党の中井洽衆院予算委員長が11月29日の議会開設120年記念式典で、秋篠宮夫妻に対し「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と発言をしたという理由で自民党などが懲罰動議をだし、これに対抗して民主党が、自民党の逢沢一郎国対委員長が天皇が着席していた本会議場で携帯電話の着信音を鳴らしたとして懲罰動議を出すという事態になったことです。まさに“懲罰合戦”です。

私は、衆議院議院運営委員会に出席していますが、12月1日の理事会では、民主党と自民党の理事がお互いにこの件で非難し合ったものの、さして険悪な雰囲気にもならず、議運委員長が「議員はお互いに品位を重んじるように」ととりなし、相互に矛を収めていたかのようにみえていたのです。
ところが、その後、自民党理事から「懲罰動議を出すことになった」と連絡が入り、私は思わず「そこまでやるのか」とあきれてしまいました。
こうして“懲罰合戦”となったのです。

私は、懲罰動議の取り扱いを協議した12月3日の理事会で、「動議は低次元のもので出すべきではなかった。マスコミでも取り上げられ、国会の品位を汚している。政策論争こそやるべきだ」と言いました。結局、これらの動議は採決にかけられずに終わりました。「毎日」(3日付社説)で「議会の歴史が泣いている。猛省を求める」と書かれるのも当然でしょう。

政権交代して1年3ヶ月たち、民主党政権の政治の中身が自民党政治に“先祖返り”している状況下で、いかにして「対決」姿勢を見せるかに腐心する。その「なれの果て」が、このような結末だとしか言いようがありません。――来年の通常国会は、いったいどのような展開になるのでしょうか。……野党としてなすべきは、切実な国民の要求から出発し政治の中身をただすことです。・・・・・・

 
  
     まったく同感ですね。自民、民主は政策の違いがないので、揚げ足取りでの低次元の「対決」演出。恥ずかしい限りです。
国民、県民の願いを実現する政策の中味で勝負。がんばります!

福井県の「高価な水」の押し付けに県民反発。原発「もんじゅ」で県に申し入れ。

2010年12月04日 | Weblog
昨日は、福井県内の共産党の地方議員会議でこの間のJAなど諸団体とのTPP反対、住宅リフォーム助成での懇談の内容を紹介しました。

    会議では桝谷ダムによる高い県の水の問題がだされました。越前市では3割から5割も引き上げられるというのですから市民生活、飲食関係にとっては大きな影響です。わたしが県議の時から繰り返し問題にしてきました。「十分な水があるのに、なぜ高い県の水を買わなくてはいけないのか」・・・市民にとってはまったく理解できないでしょう。福井市清水でも、同様です。いまの水源からの利用を減らして、ダムの高い水を買うことになるとのこと。・・・こういう面でも旧態依然の行政の改革が必要です。
  
    ちなみに、足羽川ダムでも当初、福井市はダムの水を買う予定でした。しかし、ダム反対運動で「建設が遅れ」、福井市も「今後の人口を考えれば、ダムの水はいらない」という判断をおこない、国に「水は買わない」と言う事ができたのです。

            ★

    その後、原発反対県民会議の原発「もんじゅ」についての申し入れで福井県原子力安全対策課へ。わたしたちは、この間の事故・トラブルを批判し、「このような組織体質の原子力機構が40%出力運転に入ることは、新たな大事故を呼び起こすおそれがあり、あまりにも危険すぎます。」として、「もんじゅ」の停止を求めました。

県側は岩永課長が応対し、「今後の保守管理の徹底を図る。機構のなかにまだ自分の判断を優先する傾向がある。中継装置の落下事故は非常に残念。設備の点検をきちんとやるよう要求している。」などと答えました。

わたしは、「中継装置の落下事故後の福井市内での説明会でも、たいしたことはない、というニュアンスで説明していた。課長が言うように自分の判断を優先して、県民に不正確な情報を流している。あいつぐ事故・トラブル。県は呆れないのか」と糾しました。
県側は「機構としてしっかり取り組む必要がある」などと答えました。


しかし、福井県は「もんじゅ」と不離一体の関係にあります。「もんじゅ」を中心としたエネルギー開発拠点化計画です。これを、経済界、大学などをまきこんで、国の資金を引き出しながらすすめています。
どんなに呆れる事態がおこっても、「もんじゅ」を「勘当」できない福井県政の歪みがあります。
この大本をたださない限り、税金垂れ流しの危険な「もんじゅ」が止まることはないでしょう。
    「大事故」の前に停めるには、県政と県議会の転換こそ求められています。

障がい者自立支援法の延命法案強行は許せない!福井県森林組合連合会と懇談しました。

2010年12月03日 | Weblog
  今日の赤旗では、志位委員長がプノンペンでの第6回アジア政党国際会議での発言が紹介されています。北朝鮮問題でも紛争の外交的、平和的解決のために6カ国協議の緊急会合をよびかけています。
   国会では今日、障がい者自立支援法の延命法案を民主、自民、公明が強行採決で合意、とある。全国と福井の障がい者のみなさんが、「わたしたち抜きで決めないで」と強く反対してきた。国民の声がとどかない政治。
  自民・公明の「悪政」の延長で野合する醜い国会の姿だ。

          ★

   昨日は後援会のみなさんとの街頭宣伝や会合、福井県森林組合連合会との懇談でした。
森林組合連合会との懇談では坂東秀夫代表理事・専務に応対していただきました。党側は金元書記長、山田自治体部長、それに私が参加。
私から、TPP問題での党の見解などをお話しし、森林組合側の見解をお聞きしました。

坂東氏は、「上部団体でも反対の見解を明確にしています。わたしたちも福井県にたいして要望を考えています。関税が撤廃されれば、安い製品が入ってきます。国内の丸太価格に影響がでて、所有者の山離れがすすむことになります」「林業はスパンが長いので長期的に安定することが求められます。いま、TPP問題もあり、農業、林業、漁業の団体が一体として取り組んでいくことが必要、と感じています」と語りました。いまでも「もう山はいらない、手放したい」という所有者もでるなど深刻な状況にある林業、TPPではさらに廃れてしまいます。

わたしたちは、あわせて「住宅リフォーム助成制度」を県などがつくり、林業、地域経済の応援をしていくことを提案していることをお話しました。
坂東氏は「現在、フローリング、内装などの公共建築に県産材が使われています。さらに、民間の住宅、リフォームへと広げていきたい。大手への供給もめざし、70社が参加して供給センターをたちあげ、県内流通のシステム構築をめざしています。」と取り組みを述べるとともに、「住宅リフォーム助成はぜひ実現してほしい。在来工法に対応できる技術者を残してほしい」と語りました。

TPP問題でも、地域の林業、技術者を支え経済効果も大きい住宅リフォーム助成の必要性でも気持ちは共通しました。
ごいっしょに頑張っていきましょう。

福井農村労組大会であいさつ。福井県議会政務調査費問題。

2010年12月02日 | Weblog
昨日は街頭宣伝、地域訪問、福井農村労組大会、などでした。
 地域訪問では、地域の共産党支部長さんとともに訪問しました。「やっぱり共産党が議会にいないとだめね」と初めて後援会に入会される方もいます。いまの国や地方の政治の「閉塞状況」をなんとかしてほしい、暮らしこそ最優先にしてほしい、という気持ちが伝わってきます。

  福井農村労組大会は福井県社会福祉センターで開催され、ごあいさつに伺いました。労働災害に負けず、「トンネルじん肺基金」の創設などを求めてがんばっています。病身でたたかいつづける姿に頭がさがります。
配られた資料では、福井県関係の自民党、民主党の全国会議員が取り組みに賛同しています。来年の通常国会には法案をだしてもらおう、と運動されています。ぜひ、地方からもバックアップを強めなくてはなりません。
ところが、福井県議会は意見書採択に反対しています。こんな県議会は北陸でも福井県議会だけです。
国や県の公共事業のなかで罹患された患者の要求を退ける・・・・・こんな県議会を変えなくてはいけません。

その福井県議会の政務調査費問題です。


           ★


NHK・・・・県議会政調費30万円返還勧告

    県議会の政務調査費に不適切な支出があるとして、市民団体が、約3400万円の返還を求めた住民監査請求で、県監査委員は約30万円が不適切な支出だったと認め、返還させるよう求めました。
住民監査請求は福井市の市民団体、「市民オンブズマン福井」が今年9月、県議会議員が昨年度に使った政務調査費のうち約3400万円が不適切な支出だったとして県に返還させるよう求めていたものです。県監査委員が監査の結果、今年3月に議会の会派が印刷した冊子については、一部のページで参議院選挙の候補者が紹介され、県政の広報費用として認められないとして、その分の印刷代の25万円余りは不適切な支出にあたるとました。このほか日帰り可能な出張で議員が宿泊費として3万円余りを支出したケースなど、6件、30万円余りが不適切な支出だったとしています。そのうえで、来月10日までに県に返還させるよう求めました。
12月01日 ・・・・・・・



市民オンブズマン福井ブログより・・・・・・2010年12月 1日 (水)
2009年度県議政調費の住民監査請求の結果

2009年度の福井県議政務調査費において、政務調査費とは認められないと、私たちが判断した支出について、9月30日に住民監査請求をしたが、その結果が11月29日付けで請求人に通知された。

監査委員が不適切と判断したのは30万7275円。監査請求の対象額とした約3440万円の約0.09%が政務調査費とは認められなかったことになる。認められなかった額を比較しても何の足しにもならないが、2008年度の同件では、監査請求対象額約7200万円に対し3%強の約218万円が不適切とされている。

この不適切支出以外、つまり監査委員が「政務調査費として認めた」判断の根拠が漠然としている。監査請求に至るまで、市民が費やした膨大なエネルギー・・・それに見合う、主体的な判断基準に基づく踏み込んだ監査を行ってほしいと思った。(2008年度分の監査結果の際も然り。)
例えば、某議員の県政報告会は、まず会場費が高すぎる、入場者数も多すぎる、さらに会費も徴収しているが会合全体の収支が明らかにされていない。ところが、監査委員は対象機関からの聞き取り等で政調費として認め、会費については報告会の一環として実施した自己負担分であるとした。

また、議員が印刷発行している公報物の支出に按分を求めた監査請求については、議員活動と政党活動との線引きなど無いに等しいと思わざるを得ない結果だった。

監査委員と議員の間でどういう話し合いが行われたのかを知りたくなる。「聞き取り調査」というのは、口裏合わせだったのではないかと疑いたくなる。

 一方、今回は監査委員の定期監査の対象は会派分のみだったということだが、なぜだろうか。私たちが住民監査請求をしなければ、議員個人の分はすべて黙認になったということか?(事務局 伊東晴美)・・・・・・


 

 議会の政務調査費については、何回か書きましたが、基準に反していない、というだけではなく、「県民市民の税金の使途として適切か」というもうひとつの「基準」が求められると思うのです。

その点で、県民のみなさんからも批判のつよい「議員がひとり100万円もつかっての海外視察旅行」はとくに見直しが必要だと思います。
先日も、県内の大学教授と話していた時に、この「話題」を紹介したら、「えーっ、わたしたちの出張旅費の3倍~5倍使ってますね!」と仰天されていました。
県議会議員の海外視察が、大学教授の海外出張よりも数倍の効果がでている実感はまったくないでしょう。