天気にはあまり恵まれないとの予報の大型連休ですが、この日は予報の幅の好天側に留め置かれたようで全日晴天に恵まれました。新型コロナ禍もあり人々で密なところへも行けないので、あまり注目されていない西中国山地の一角の山歩きに出掛けました。季節の運びの早い今年ですが、高原はまだ新緑が芽生えたばかりで、滴り始めたその新緑を存分に楽しむことができました。〔5月3日(月)〕
↓ まだ枝の新しい葉も疎らに感じられる森の中へと分け入って行きました。
↓ 足元の登山道の脇には小さなチゴユリ(イヌサフラン科チゴユリ属)が咲き始めていました。
↓ 姿かたちは無骨な樹々も新緑の装いを纏い始めています。
↓ エンレイソウ(シュロソウ科エンレイソウ属)が芽生えて新しい花を付けていました。
↓ ブナの大樹も芽吹き直後の新緑の装いを整えつつありました。
↓ 登山道脇のニョイスミレ(スミレ科スミレ属)が小さな花をもたげていました。
↓ 高嶺ゆえに花期の遅いヤマシャクヤク(ボタン科ボタン属)はまだ蕾でした。
↓ 開花まであと1週間ほどでしょうか!?
↓ 樹々の幹を巻く蔓にも葉が出てきて春の季節の歩みを早める高原の森でした。
↓ 稜線部の森は春の助走を始めたばかりで、これから濃密な緑の森へと変身して行きます。