5月15日(土)に入梅してから4日目、初めての中休みの好天となりました。今回は1日だけの貴重な晴れ間とのことで、暫く行っていなかった初夏の三段峡を訪ねることとしました。広島県にも発令された新型コロナ禍の緊急事態宣言下ですが、人影の薄い渓谷の道ゆえに存分に新鮮な空気を吸うことが出来ました。〔5月19日(水)〕
↓ 好天下の三段峡への入口の柴木の旅館、土産物屋街です。僅かばかりの田圃は田植えを終えていました。
↓ 三段峡への入口の長渕橋です。
↓ 柴木川の長渕は平日ゆえか行楽客の姿もなく静寂の世界でした。
↓ 今渓谷を飾っている花の代表格の一つはコガクウツギ(アジサイ科アジサイ属)です。
↓ コガクウツギ以上にこの時期の三段峡に多いのがシライトソウ(シュロソウ科シライトソウ属)です。
↓ 柴木川に落ちる姉妹滝です。梅雨の雨で水量が豊かでした。
↓ 姉妹滝は水量の豊かなこの時期には3本の滝のようにも見えます。
↓ 地味ながらもチャルメルソウ(ユキノシタ科チャルメルソウ属)の姿も多く見掛けました。
↓ 緑滴る遊歩道を行きます!
↓ シライトソウが花盛りの時期を迎えています。様々な姿態を見ることが出来ました。
↓ ウワバミソウ(イラクサ科ウワバミソウ属)も群落をなして路傍を埋めていました。
↓ 栂崎エリアまで柴木川を遡って行くと川の中に兜岩が陣取っています。
↓ ちょっと湿った路傍にミズタピラコ(ムラサキ科キュウリグサ属)の小群落がありました。
↓ 叢の陰からコケイラン(ラン科コケイラン属)の群落が覗いていました。
↓ 懸崖が立ち並ぶ景勝地の「五立」の岩峰の一つです。
↓ 左岸に懸かる「赤滝」。岩にタンスイベニマダラが付着して赤色を呈しています。