一週間前に訪ねた時にまだ蕾だったヤマシャクヤク(ボタン科ボタン属)に会いに西中国山地の奥山を再訪しました。新型コロナ禍もあって今年も十種ヶ峰を訪ねることが出来なかったので、この奥山で密やかに咲くヤマシャクヤクの開花を待ち望んでいました。〔5月10日(月)〕
↓ 森の中に分け入ると、待望の花が見事に開花していてくれました。
↓ 一週間前に比べるとブナやミズナラの森の新緑もやや緑深くなってきていました。
↓ 路傍にチゴユリ(イヌサフラン科チゴユリ属)が群落をなして花開いていました。
↓ 一週間前にはなかったツクバネソウ(シュロソウ科ツクバネソウ属)が姿を現していました。
↓ まだ蕾も多い中で、葉陰に見事に開花したヤマシャクヤクを見付けた瞬間は将に感動そのものでした!
↓ 小さな渓流沿いの斜面にヤマシャクヤクの個体が点在していますが、少しづつ群落めいたところも出来てきている感じです。
↓ 標高1000メートルを超える地点ですので、このヤマシャクヤクのスポットの花期は十種ヶ峰などに比べて随分遅いと言えるかと思います。
↓ この株などは開花して暫く経っているようです。このところの昼間の陽気にかなりのスピードで開花したようです!
↓ クリーム色に輝くように咲く個体を見つけました。開花して間がないようです!
↓ 花芯部を覗きこむと将に新鮮な花のようでした!
↓ エンレイソウ(シュロソウ科エンレイソウ属)は大きく育ってきていました。
↓ ユキザサ(キジカクシ科マイズルソウ属)はまだ幼い蕾の状態でした。
↓ ブナの美林とヤマシャクヤクが見られる贅沢な環境です。