大万木山から早々に下山し、まだまだ時間があったので車で山を越えて多様な自生のエビネが見られる山野草の森を訪ねました。中国山地の一角にあるこの森にここ数年通い続けています。今年は花期を予想するのが困難で、何ら情報がないまま訪ねましたが、殆どの株がちょうど開花した直後で新鮮な花々に出会うことが出来ました。〔5月14日(金)〕
↓ 杉の林床のあちこちに幾つかの小群落をなして多様なジエビネ(ラン科エビネ属)が咲いていました。
↓ こちらはキエビネとタカネエビネの華麗なる競演です!
↓ ごく普通に見られるジエビネのようです!よく纏まって咲いていました。
↓ その花をアップで捉えました。凛とした表情です。
↓ これもジエビネですが、茎や咢の色が緑色を呈しています。
↓ 咢が緑色であることを除けば、2つ上の花とあまり異なりません。
↓ こちらは咢の色合いが少し濃いめに感じられました。
↓ 花の色合いがやや濃いめのようです!
↓ 自然界では毎年複雑な交雑が行われます。ラン科の花でも顕著です。その結果多様な表情をしたジエビネが出現してくることになるのだろうと思っています。
↓ 自然界の摩訶不思議を感じながら例年花を眺めています!
↓ こちらはキエビネ(ラン科エビネ属)です。林床に2株だけ見ることが出来ました。
↓ 見事に咲き誇るキエビネの表情です!
↓ 今年もタカネエビネ(ラン科エビネ属)に出会えました。ジエビネとキエビネが交雑して生まれると聞いています。その色合いは多様で概して華麗です。
↓ 複雑な交配の結果生まれたタカネエビネの華麗な表情です!
↓ 絢爛豪華なタカネエビネに出会えると感慨一入です!
↓ タカネエビネの花を上方から見てみました!