柄が古くさいけど、質は良くて締めやすそうな八寸名古屋帯を、半幅帯にリメイクしてみました。一応いろいろ計測して、はぎ目が表に出ないようにしたつもりでしたが、出来上がって実際に締めてみると、特定の結び方しかできない不自由な半幅帯になってしまいました。
六通の名古屋帯だったので、柄の分量が少ないのが原因だと思います。
まだほかにも、試してみたい帯があるので、今度は全通の柄でリベンジ!
着物の小物(帯揚げ、半襟など)を草木染めしました。市販の溶液による鉄媒染は初めてで、濃度がわからなかったのですが、かなり薄めないと、濃いグレーになってしまうようです。市販の溶液は1%以下でもいいみたい。ちなみに布は正絹を染めました。
*緑茶×鉄媒染⇒紫がかったグレー
*玉ねぎの外皮×鉄媒染⇒灰色味のモスグリーン
庭木の剪定枝なども利用できそうです。夏は、ミントやスギナで草木染めをしてみたいです。
今年の抱負は“前進”。行動にうつす前にあれこれ考えて止まってしまう方なので、一歩前に踏み出していこうと思います。
去年は和裁を再開したのですが、まだ2枚しか縫ってません。羽織も縫いたいし、長襦袢はまだ縫ったことがないし・・・。何から縫おうか、縫う順番を考えるために、買ってある反物をあれこれ引っくり返してます。
そうそう、久しぶりに草木染めもしました。ヨモギ×ミョウバンで帯揚げを1枚。ベージュになるかなーと予想してたのですが、これが思いがけずいい色になったんです。松葉鼠か、柳鼠か、緑みのグレーです。
これに味をしめて、半襟・帯揚げを何枚か染めようと思ってます。
かなり以前に購入していた伸子張りの道具一式。初めて使ってみました。洗い張りに出すほど上等でもない、自分で洗って大丈夫そうな着物を、コートにしたいと思ってほどきました。洗濯も汚れ落としを優先させて、石けん洗剤+お湯で、だいぶ色落ちさせつつゴシゴシ洗いましたが、古いシミはやや薄くなったか、という程度でした。
自宅は十分な広さがないので、身頃1枚+袖1枚を1セットにしました。(洗う前に縫い合わせて、1枚の布にしておきます。)両端を張手棒にかませた布を部屋の端から端に張り、伸子を10cm間隔ぐらいに刺していきます。これがもっと苦労するかと思いきや、案外簡単にできました。
そして、ストーブの熱気であっという間に布が乾いていきます。時間を見はからって、もう片方の身頃+袖も洗って伸子張り。布を張るスペースさえあれば、手軽に(そして安価に)洗い張りができることがわかりました。
ただし、布の耳は真っ直ぐには仕上がらないのが難点でしょうか。着物を洋服にリメイク、なんて時なら、型紙を置いて切るので耳は関係ないから、丁度よいかもしれません。