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OCNのブログ上の関連記事はすべて削除しました。
広瀬隆の「原子炉時限爆弾」(ダイヤモンド社)
堀江邦夫の「原発ジプシー」(現代書館)
鎌田慧の「原発列島を行く」(集英社)
樋口健二の「闇に消される原発被曝者」(御茶ノ水書房)
山岸涼子「夏の寓話(山岸涼子スペシャルセレクション6)」(潮出版社)より「パエトーン」
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そういえば昔これ↑を読んで、原発はいらないんだ、って思ったのを思い出しました。
レイモンド・ブリッグズの「風が吹くとき」(あすなろ書房)は核戦争がテーマの絵本ですが、核戦争を“原発事故の放射能もれ”と置きかえて読むこともできると思います。
あとは、フィクションですが
高村薫「神の火」(新潮社)。旧版と文庫版では、少々違うようですが…。
こだまでしょうか 金子みすゞ
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと
「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、だれでも。
大震災後のテレビCM(公共広告機構)に使われていて、金子みすゞの詩とは知らずにいました。でもやっぱり最後の1行は、別のフレーズの方がよいように感じます。
宵(よひ)ごとに立ちも出(い)でなむ夕づつの月なき空のひかりと思はむ(古今和歌六帖)
そよ暮れぬ楢のひろ葉に風おちて星いづる空のうす雲のかげ(夫木抄)
庵さす山の端(は)ちかき夕づつのかげほのかなる小野のしのはら(夫木抄)
くらき夜の山松風はさわげども梢の空に星ぞのどけき(玉葉和歌集)
月をこそながめなれしか星の夜のふかきあはれを今宵知りぬる(玉葉和歌集)
明星(あかぼし)のかげ見えそむる山の端に月のなごりをしばし見るかな(正治二年後度百首)
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あふぎみる空なる星の数よりもひまなきものは心なりけり(続千載和歌集)
くもりなき星の光をあふぎてもあやまたぬ身を猶(なほ)ぞうたがふ(新勅撰和歌集)
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寄星恋
日暮るれば山の端(は)に出(い)づる夕づつの星とは見れど逢はぬころかな(古今和歌六帖)
我が恋は空なる星の数なれや人に知られて年の経(へ)ぬれば(古今和歌六帖)
来ぬ人を待つはむなしくあかぼしの影は夜ごとに閨をとへども(草根集)
あかつきの空とはいはじ夏の夜はまだ宵(よひ)ながらありあけの月(続古今和歌集)
やがてまた有明の空になりにけり出(い)でてほどなきみじか夜の月(延文百首)
ほどもなく山の端(は)しらむ夏の夜にさながら残るありあけの月(延文百首)
あけやすき空に残りて夏の夜は入(い)ること知らぬ月のかげかな(新千載和歌集)
夏山の嶺とびこゆるかささぎのつばさにかかる有明の月(新拾遺和歌集)
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来たりとも寝(ぬ)るまもあらじ夏の夜の有明の月もかたぶきにけり(詞花和歌集)
待つ宵はまだ更(ふ)けなくにありあけの光ぞいづる夏の月かげ(四十番歌合)