monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

ヤーコンのピクルス

2010年12月17日 | 食・レシピ

ヤーコンは、サラダにする以外あまり調理法を知らなかったのですが、ふと思い付いて、ピクルスにしてみました。
拍子木に切ってさっとゆがいてピクルス液に漬けます。
シャキッとした触感はそのままに、味もしっかりしみていて、おいしいピクルスができました。

ジャガイモと同じで皮の薄い感じの新ヤーコンは、亀の子タワシでこするだけにして、皮はむきませんでしたが、全然だいじょうぶでしたよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寄冬川恋

2010年12月07日 | 日本古典文学-和歌-冬

こほりして音(おと)はせねども山川の下(した)はながるるものと知らずや(詞花和歌集)

冬川のうへはこほれる我なれや下にながれて恋ひわたるらむ(古今和歌集)

冬川のこほりをくぐる岩波の下むせぶとも人は知らじな(隣女集)

思ひ河かげ見し水のうすごほりかさなる夜半の月もうらめし(新続古今和歌集)

涙川身投ぐばかりの淵はあれど氷とけねばゆくかたもなし(夫木抄)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の川

2010年12月06日 | 日本古典文学-和歌-冬

落ちつもる木の葉によどむ冬川の浅瀬の水ぞまづ こほりける(明題和歌集)

さゆる夜もゆく瀬は浪のはやければ水のみわだぞまづ こほりける(夫木抄)

さえまさる山風ばかり音(おと)たてて氷にむせぶ谷川の水(新拾遺和歌集)

みなかみの岩まの氷むすびとめて瀬だえがちなる冬の山川(明題和歌集)

はやき瀬はなほもながれて山川の岩間によどむ水ぞこほれる(玉葉和歌集)

谷川のよどみにむすぶ氷こそ見る人もなきかがみなりかれ(金葉和歌集)

降る雪はかつぞ消(け)ぬらしあしひきの山のたきつ瀬おとまさるなり(古今和歌集)

こほり河みなそこふかくとぢてけり早く流れし音(おと)も聞こえず(夫木抄)

たちかへる音も聞こえず冬川の石まにこほる水のしら波(新拾遺和歌集)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする