こくさつむ-ふかたのあせの-さはみつに-わかなすすくと-そてぬらしつつ
(夫木和歌抄_為家~日文研HPより)
をやまたの-ふかたのかはつ-なにゆゑに-こひちにぬれて-なくならなくに
(古今和歌六帖~日文研HPより)
こなきつむ-ふかたのしろは-かきてけり-いそきてうゑよ-むろのはやわせ
(堀河百首_仲実~日文研HPより)
さなへとる-ふかたにわたす-いたふねの-おりたつことの-さもかたきかな
(堀河百首_匡房~日文研HPより)
正月廿一日、入相(いりあひ)ばかりの事なるに、うす氷はッたりけり、ふか田ありとも知らずして、馬をざッとうち入れたれば、馬の頭(かしら)も見えざりけり。
(平家物語・9~小学館「新編日本古典文学全集46」)
(略)国衡義盛の二箭に怖れ、重忠の大軍に驚き、道路を閣(さしお)き、深田に打入るの間、数度の鞭を加ふと雖も、馬敢て陸に上る能はず(略)
(吾妻鏡・文治五年八月十日条~龍肅訳注「吾妻鏡2」岩波文庫)
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