2014年9月28日~10月2日(旧暦9月5日~9月9日)
蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
いつかブログに「365日の着物ごよみ」みたいな記事を載せたいなーと思っているので、まずはメモ書きででも作り始めようと思いましたが、はたと困ったのが、“旧暦に合わせて衣更えする方式にしたいのに、いつをその衣更えの日にすればよいのか、分からない”ということでした。
最近買った「日本のおしゃれ 七十二候」(上野淳美、WAVE出版)ならば、そのへんのことも書いてあるかなーと思って読んでみたのですが、完全に新暦対応で、まったく参考になりませんでした。
ちょうど9月24日は、旧暦の9月1日に当たるのですが、ここで衣更えをするのでしょうか。「立秋」に合わせて秋の装いにするとすれば、今年は8月7日が立秋なので、早すぎる気もします・・・。
赤ビーツが収穫できたので、ボルシチを作りました。もう何度か作ってますが、鮮やかな発色には毎回、感嘆してしまいます。
赤ビーツは予め皮ごと下ゆでしておき、皮をペロッと剥いて一口大に切っておく。赤ビーツの葉っぱ部分(茎も含めて)も、もったいないので、最後に加えてます。
他の材料は、肉、玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモ(入れない時も)、キノコはマッシュルームかしめじ、キャベツ。ちょうどディルもたくさん収穫できるので、スープ皿に盛った後に上に乗っけます。
私はエゾシカ肉でつくることが多いです。脂の少ない部位で作るとサッパリ味になり、牛スジ肉などのように煮込む時間も必要ナシ。
ネット検索をしたところ、赤ビーツは、ポリフェノール、食物繊維、鉄分が豊富であるが、最近注目されているのは、NO(一酸化窒素)の効果とのこと。
赤ビーツを摂取すると、赤ビーツに含まれるNO3(硝酸塩)が体内で化学変化を起こし、一酸化窒素が作られるとのこと。一酸化窒素は、血管の筋肉を柔らかくして広げ、血流をスムーズにするとともに、血管内にコレステロールがたまるのを防いで、血栓の発生を防ぐ働きがあるのだそうです。
アスリートのために、持久力、疲労回復力のアップの効果や、筋肉増強の効果が期待できるのだとか。さらにアンチエイジングの効果も期待できるようです。