左京大夫経忠の八條の家にてかはつをよめる
おくろさきぬたのねぬなはふみしたきひもゆふましに蛙鳴也
(散木奇歌集~「群書類従15」)
さみだれて沼田のあぜにせしかきは水もせかれぬしがらみの柴
(聞書集~「新訂 山家集」(岩波文庫))
かるもかく-ぬたのこひちに-たつたこは-さなへよりこそ-そほつなりけれ
(俊成五社百首_俊成~日文研HPより)
わか恋は深き沼田の心ちしてこゝともえこそ思ひかへさね
(正治二年院御百首_藤原経家~「続群書類従14下」)
殿下にて恋の歌よませ給けるにつかうまつれる
君こふとゐの刈藻よりね覚して編けるぬたにやつれてそみる
(散木奇歌集~「群書類従15」)
こひをして-ふすゐのとこは-まとろまて-ぬたうちすます-よはのねさめに
(久安百首(久安六年御百首)_郁芳門院安芸~日文研HPより)
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