monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

「枯葦(かれあし)」用例

2019年02月21日 | 日本国語大辞典-か行

 日本国語大辞典では、「枯葦・枯蘆(かれあし)」の用例として1430年頃の謡曲の用例を早い例として挙げていますが、さかのぼる用例があります。

鹽風にしほれにけりなかれ蘆のおきふし春を待とせしまに
(巻第百六十七・堀川院御時百首和歌、冬、寒蘆)
『群書類従11』1993年、165ページ

みつしほの-いりえにたてる-かれあしの-すゑはもなみに-しをれはてぬれ
(沙玉集・00595)~日文研HPより

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