一人旅で、着物産地巡りをしたいです。一年に1~2回、4,5日の休みを取って、一か所ずつ周るの。東北や新潟県、奄美大島とか沖縄とか、徳島の藍染、木綿が好きなので、川越とか山陰・中国地方も巡りたい。
鍋島焼が好きなので、以前に伊万里へ一人旅をしたことがありますが、今度は深川製磁などで買い物をするために、もう一度訪れたいです。
「畔(あぜ)伝い」という用語は、日本国語大辞典・第二版では拾遺愚草員外(1240年頃)の例を早い用例として載せていますが、100年ほどはさかのぼる用例があります。
田家秋興
山田もるきその伏屋に風吹はあせ傳ひしてうつゝをとなふ
(巻第二百五十四巻・散木奇歌集)
『群書類従・第十五輯(訂正三版)』1987年、21ページ
※上記和歌は日文研HPの和歌データベースでは「~あせつたひして-うつらおとなふ」となっていました。
をやまたは-ゆきけのみつし-ふかけれは-あせつたひにそ-ねせりつみける
(久安百首・実清・704~日文研HPの和歌データベースより)
恋衣という語の「恋する人の衣服。」という語釈は、日本国語大辞典・第二版では風雅和歌集(1346-49年頃)の用例が早い用例として挙げられていますが、もっとさかのぼる用例があります。
恋衣重(かさ)ぬるつまもなき物を別れを告(つ)ぐる鳥の声かな
(藤原季経、恋、980)
『和歌文学大系49 正治二年院初度百首』明治書院、2016年、171ページ
かさねしもむかしになりぬ恋衣いまは涙にすみぞめの袖
(問はず語り、巻四、岩波文庫、1968年、222ページ)
「二筋(ふたすじ)」という単語には「ふたつのすじ。また、ふたつの方向。二本。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では平家物語(13c前)からの用例が早い例として載せていますが、もっとさかのぼる用例があります。
うらめしながら恋しき人のもとへつかはしける
ならべたる恨も恋もからくみの二すぢながらぬるる袖かな
(117・頼政集、406)
『新編国歌大鑑 5』1985年、523ページ