どうしても月初めの第一週目はアメリカの雇用統計に関心が集中するのが最近の流れ。給与計算などの受託を業務とするADP(オートマティック・データ・プロセシング)によると1月は米国民間部門で52万2000人の人員整理があったと。ブルームバーグによる市場予想は53万5000人だった。市場予想は下回ったが、悪化の度合いは予想通りといえる。それよりも驚きは、最近の各種データではよくある話だが、前月のデータが大 . . . 本文を読む
オバマ政権の重要要素のひとつが閉塞感打開へ向けた「期待感」といえる。ダッシュル次期厚生長官が納税漏れで辞退というニュース。ガイトナー財務長官にも納税にからむ問題があったが、なんとかクリア。新政権発足に対する期待度が高いだけに、その期待が剥がれる事態は大きなマイナス。民主党の上院院内総務を長く勤めた重鎮は、医療保険改革という難しい仕事を任される一方で、議会対策でも需要な位置にいたと見られる。オバマ大 . . . 本文を読む