一度ひびが入り修復に向かっていた株式市場に下げの第2波が到来。週初めから資金難の噂がたっていた米住宅ローン大手ニューセンチュリー・フィナンシャルをNY証取がいきなり上場廃止に。日興コーディアル廃止見送りに驚いた国の投資家にとって彼の地のやりかたはスピーディで容赦ないね。これで約1ヵ月前にHSBCによる105億ドル(約1兆3千億円)もの貸倒引当金の大幅積み増し表明で楽観論に水をさされた米国での高金利住宅(サブプライム)ローンの不良債権化問題は、次のステップに入っていることが明らかになってきた。米住宅バブル問題は、決定的なダメージを金融市場にはもたらさないと金融当局者がこれまで再三にわたり公言してきたが、今週バーナンキFRB議長がファニーメイ(連邦住宅抵当公社)、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)という2大住宅公社の近年の業務急拡大に対し連鎖破綻のリスクを指摘したばかりだった。住宅建設から金融部門まで幅広く売られ全体に波及したが、ひびが入ったばかりの株式市場は世界的に完全に立ち直っておらず、再び同時株安の様相。株の手仕舞いに合わせ、先の連想から原油売り、金売りが見られている。
今夜もいろいろあって更新が遅れました。為替については、圧倒的円安見通しに国内が大きく傾いていたので、それが先の同時株安に炙り出されて急落したので、セオリーとしては自立反発だろうと。その際の戻りは119円程度でいっぱいではないかと。実際には相場のことは相場に聞けということで、どこまで戻れるかを見て、次のパターンは反落(もちろんドルの反落)という一般的な捉え方だった。シカゴ商業取引所(CME)の国際通貨取引での円売りポジションはさすがに過去最高規模からは急減したものの、実際に引っ張っている資金の実態は推測の域をでないものの、本日の日経が取り上げていたように10兆円台というものだろう。一時はドル安円高に持っていかれても我慢すればまた円安に戻るというここまでの経験則に則った見方が、いやこれは戻らないのでは・・・という状況に至り、投げを誘発するような事態(総崩れ)にいずれなるのではないかと思っている。足元で115円台を見たドル円はまた116円ミドルに戻している。
話をサブプライム・ローンに戻すと。旨みのある個人部門への貸し込み合戦の結果が、今日の延滞率の上昇だし、IO(インタレスト・オンリー)などという当初3年や5年は金利のみの返済でOKなどというローンが広がっていたのは、値上がりを前提にした借り入れあるいは貸し出しが一般的であったということ。それが思うように上がらないとなると、破綻者はさらに増える。
今夜もいろいろあって更新が遅れました。為替については、圧倒的円安見通しに国内が大きく傾いていたので、それが先の同時株安に炙り出されて急落したので、セオリーとしては自立反発だろうと。その際の戻りは119円程度でいっぱいではないかと。実際には相場のことは相場に聞けということで、どこまで戻れるかを見て、次のパターンは反落(もちろんドルの反落)という一般的な捉え方だった。シカゴ商業取引所(CME)の国際通貨取引での円売りポジションはさすがに過去最高規模からは急減したものの、実際に引っ張っている資金の実態は推測の域をでないものの、本日の日経が取り上げていたように10兆円台というものだろう。一時はドル安円高に持っていかれても我慢すればまた円安に戻るというここまでの経験則に則った見方が、いやこれは戻らないのでは・・・という状況に至り、投げを誘発するような事態(総崩れ)にいずれなるのではないかと思っている。足元で115円台を見たドル円はまた116円ミドルに戻している。
話をサブプライム・ローンに戻すと。旨みのある個人部門への貸し込み合戦の結果が、今日の延滞率の上昇だし、IO(インタレスト・オンリー)などという当初3年や5年は金利のみの返済でOKなどというローンが広がっていたのは、値上がりを前提にした借り入れあるいは貸し出しが一般的であったということ。それが思うように上がらないとなると、破綻者はさらに増える。
リスクある人達に過剰に融資して、結局、焦げ付き、金融危機を招く……
アメリカの場合は、不動産の値上がり益まで担保に融資を受けて、投資をしたり、消費をする。
ところで、昔は、株式暴落で、金が値上がりしたのに、今は株式と連動するのですね。
先物がS安から3円上げて引けたんで珍しいなと思いました。
私の予想はよく外れるので黙っときます(笑)
そういえば、投資小僧さんはお元気でしょうか?
ブログはなくなってしまったのでしょうか?
今の為替レート120円は1980年代前半の為替水準に匹敵するレベルで、安すぎる。なんて話を聞いたことがあります。慎重で客観的な方がズバリ言いきる時は、結構確信してる証拠では?ちょっとでしゃばりまして失礼いたしました。
円高懸念は、金融のクラッシュで円キャリーが一気に解消されることによるということでしょうか。
1998年に上記のことが起こったからそのような予想があるのでしょう。
ただ起点が150円からと、120円からとでは当然値幅は違うでしょうし、この10年で日本の絶対的・相対的立場がどう変化したかでしょうね。
バタバタと円を買い戻す人もいれば、虎視眈々と円売りを狙う人も出てくるでしょう。
相場の大きな変化を読むのは難しいですね。