先週末は終わってみれば全般急落で始まったコモディティ市場は、大手金融機関の一連の決算発表からアク抜けそして安定見通しから、ショートカバー(空売りの買い戻し)を巻き込んだ株価とドルの上昇のなかで明暗を分ける形になった。貴金属では、金がドル高ユーロ安を材料に売られる一方で、プラチナが取引中盤から戻りに転じ、原油も112ドル台まで急落した後に買い戻され116.69ドルとやはり買い戻された。金融市場の安定⇒米国景気の先行きに対する回復期待⇒ドルの戻りという連想の中で、景気後退懸念の緩和を需要増に読み替えた買いがプラチナや原油などには見られたというのが後講釈的に市場で語られている内容。金市場は、900ドルトビ台まで売られた後にNY先物は915.2ドル。スポットは916ドル台。さすがに900トビ台では現物の買い引き合い。それでもユーロの急落・・・というよりドルの急伸に抗することはできず。問題は、このドルの強さが本物か否か。前週のサミットに呼ばれた欧米大手金融機関のトップが、口裏を合わせるように金融危機の峠越え見通しを表明し、その結果もたらされた均衡。
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今日の東京株ずいぶん戻しましたね。
アメリカと同じく住宅バブルのひどい英国が、金利引下げに続いて、ついに事実上の公的資金投入である国債とサブプライム証券の交換支援策に乗り出しました。英米はもう一段の上げでしょう。これは心強い!