カナダで開かれたG20は、緊縮財政にひた走る欧州勢に対し、オイオイオイこの段階で一気に締めるのは景気を冷やすので逆に良くないから、もっとバランスを考えようぜ、、という米国という構図。そのなかで我らがニッポンは米国サイドに立っている。
「5年で輸出倍増」などと花火を打ち上げ、外需(輸出)を頼りにした雇用の回復を目論んだオバマ政権は、ギリシャ問題表面化からわずか半年でユーロ圏を席巻することになった緊縮モードに為す手立てなし。政策自体の変更を迫られそうな事態に、矛先を人民元に向けざるを得なくなった。中国も阿吽(アウン)の呼吸で、ほなチョッとだけよと応える。
異例の金融経済環境には異例の財政出動を、というポール・クルーグマン先生の主張を入れた政策は、景気の底割れを回避し、ヨタヨタながら回復をもたらした。しかし、問題はこれから。“どこまで異例の財政出動”すなわち“政府債務の膨張”を続けられるのかという疑問が急速に高まってきた。そもそも財政出動の効果は一過性で“効かない”という主張もあり、学説も割れている。
膨れ上がった債務(財政赤字)に対応して、それを急激に減らそうとすると成長も落ちる。その成長をもって過剰の債務の返済ができるのか・・・というと、貸し手が辛抱強く借り換えに応じてくれる必要がある。貸し出しに迷いが生じ、中断されると前提が崩れてしまうので、一度ご破算となる。そう、債務のリストラクチャリング、リストラしかなくなる。昔はデフォルト(債務不履行)と呼んでいたものが、最近は「債務のリストラ」などというソフトな表現になっているんだが、“できる限りは返済する”という意思をこの言葉は含んでいるのだろうか。
いまはそこに至るのか否か、また取ろうとしている政策が正しいのか間違っているのか、本当のところは見方も分かれワカランという状況。もちろんトップに立つ人々は決してワカランなどと口にしてはイケナイ。
こんなそんなで、いつも以上に、金(ゴールド)が確かな存在に見えるワケです。しかし、金さえもっていれば、それでいいとは私は考えておりません。金のみがいいとも思っておりません。念のため。また金価格を上げることを目的にブログを書いているわけでもありません。これも念のため。
「5年で輸出倍増」などと花火を打ち上げ、外需(輸出)を頼りにした雇用の回復を目論んだオバマ政権は、ギリシャ問題表面化からわずか半年でユーロ圏を席巻することになった緊縮モードに為す手立てなし。政策自体の変更を迫られそうな事態に、矛先を人民元に向けざるを得なくなった。中国も阿吽(アウン)の呼吸で、ほなチョッとだけよと応える。
異例の金融経済環境には異例の財政出動を、というポール・クルーグマン先生の主張を入れた政策は、景気の底割れを回避し、ヨタヨタながら回復をもたらした。しかし、問題はこれから。“どこまで異例の財政出動”すなわち“政府債務の膨張”を続けられるのかという疑問が急速に高まってきた。そもそも財政出動の効果は一過性で“効かない”という主張もあり、学説も割れている。
膨れ上がった債務(財政赤字)に対応して、それを急激に減らそうとすると成長も落ちる。その成長をもって過剰の債務の返済ができるのか・・・というと、貸し手が辛抱強く借り換えに応じてくれる必要がある。貸し出しに迷いが生じ、中断されると前提が崩れてしまうので、一度ご破算となる。そう、債務のリストラクチャリング、リストラしかなくなる。昔はデフォルト(債務不履行)と呼んでいたものが、最近は「債務のリストラ」などというソフトな表現になっているんだが、“できる限りは返済する”という意思をこの言葉は含んでいるのだろうか。
いまはそこに至るのか否か、また取ろうとしている政策が正しいのか間違っているのか、本当のところは見方も分かれワカランという状況。もちろんトップに立つ人々は決してワカランなどと口にしてはイケナイ。
こんなそんなで、いつも以上に、金(ゴールド)が確かな存在に見えるワケです。しかし、金さえもっていれば、それでいいとは私は考えておりません。金のみがいいとも思っておりません。念のため。また金価格を上げることを目的にブログを書いているわけでもありません。これも念のため。
日銀がオカネをじゃぶじゃぶに供給して既に20年だが効果は余り現れない。
預金金利はゼロ同然だが物価下落で実質金利は結構あるだろう?
こういう状況では国民は無駄な支出はせず現金と貯蓄が増えるばかりだ。
スイスだかどこかの国が採用しているマイナス金利を導入して現金と貯蓄を減らして有効利用したらどうだろうか?
2 米国の格付け会社が日本国債の格付けを引下げ、かつ、HFが国債先物売りを仕掛けても
何となくまた失敗する気がする。
無責任な提案だが、既に国債・地方債の償還は不可能でハイパーインフレも起きそうにない。
そこで、特別立法で日銀に1000兆円の国債を引き受けさせて当該資金で既存の国債・地方債を全額償還したらどうか?
そんなことをすれば・・・・?
大変なことになりますかね?
1990年のバブル経済崩壊は大蔵省の総量規制という劇薬?が効き過ぎた結果でした。
バブル崩壊、ITバブルと崩壊、失われた10年、リーマンショック・・。
いろいろとありました。
大蔵省が「ケインズ経済学」の乗数理論と決別宣言して随分と時間が経過しました。
今財務省は是々非々で財政・経済政策を行っていて頼るべき唯一の経済理論を持っていません。
円高が進み日本は世界一物価の高い国になりました。しかし、それは外国から見た話で日本に住んで円を稼ぎ円で暮らしている限りデフレ深化でかえってオカネさえあれば暮らしやすい、物価の低い国ですね?
もっともそれも失業せず収入が確保されてのことですが・・。自分が失業せずとも社会不安が増大すれば危険な世の中になるかもしれません。そうなれば誰しもが危険を意識する怖い社会が到来するかも・・?
にわかサッカーファンの私はこれから韓国・ウルグアイ戦の観戦です。
中国でも、買いそうですね。
稲作?花?
個人的には古い話だが
三浦の代表落ちは残念だった。
今年も40兆(消費税換算20%)の国債を発行し実質的な増税をしているのに何も不満が出てこない。
増税を国債という言葉に替えただけでここまで勘違いをしてくれる国民はどこまで人が良いのだろうか。
別に勘違いしちゃいないでしょう?
デフォルトさんの国保、介護、年金その他社会保障などの現在の受益と将来の期待権を貴方の子、孫・・の世代が代わって支払ってくれるということです。
貴方には一切増税されていませんよ。
それこそ勘違いですよ、日本の国債は借金ではなく国民が預けた資産の取り崩しですからもし貴方が銀行や郵便局に預けていれば他人事ではないですよ。
しかもあと数年で現金が帰ってこない時がくるかもしれません。
その時始めて納税したことに気が付くのです。
国債は期間数十年、借金だとふれこみに貴方も信者になっていますね。
日本が破綻すればね!
心配なら国保、介護、年金その他社会保障、
公共事業、文化、教育などの夜警国家にあるまじき予算の全廃。
プラス防衛、警察、公務員の予算大幅削減。
憲法改正で地方自治廃止くらいしないと駄目。
あとは増税ですよ。
国債分の支出を国民が泣こうがワメコウが削減するか、増税するかでしょう?
税収増えないんだから・。
好むと好まざるとにかかわらずそのような提案を政党もできないし、国民も受け入れない。
だから、騙し騙しやっていくだけですよ!
第3次世界大戦が起きるかもしれないし、
将来をすべては予測できない。
将来をすべては予測できない。
郵便局に積むとその金は即座に税金に化ける。郵便局のお金の役割が変わったに過ぎない。
それは多分通貨制度と経済構造の変化によると思う。
銀行が銀行ではなくなり、郵便局と同じになったから、銀行に積むとそれが税金に化ける仕組みとなった。
明日は明日の風が吹くから、今日明日のことはわからない。しかし歴史は知ることができる。
歴史は戦争を示している。
もちろん新しい形の戦争だが、それが起きて、終了すると、その戦争に名前がつく、それが第三次世界大戦ということになる。
経済のグローバル化をいう人は多く居られるが、戦争のグローバル化を言う人は少ない。
つまりユーロ危機をイラン危機と同じセンスで見る人は日本人では少ない。逆も言えるが、キルギスの民族抹殺は、企業の倒産と似たようなものだろう。
紙幣と借金の意味合い、特に国債の意味が40年前と異なると思う。その国債を担保に日銀が紙幣を発行している。この紙幣は現金紙幣だが、それ以外に発行している。
ここらあたりはよく分からないが、来年からは政府支出を減らすか、逆に国債の日銀引き受けをするか選択を迫られると見ている。
しかし日本人は何故紙切れである、紙幣を銀行に貯金するだろうか?それらをお金と錯覚しているのではなく、貯金と錯覚していることが問題と私は見ているが、よく分からない。