日本時間の明朝午前3時に発表予定にFOMC声明文。
資産買い取り(量的緩和策)は今回終了したとしても選択肢としては残すという表現になるのではとの見方が広がっている。ウォール・ストリート・ジャーナルなどが流したものだが、このところの欧州に対する懸念や新興国の減速を考えれば、あり得る話ではある。ユーロ圏の状況を考慮するならば、来週の、さらに12月のECB理事会の出方を見たいということもあるのかも・・。ここまでの展開であれば、そんなことはお構いなしで米国内のことを重視して政策を決めるのがFRBではあるけれど。こうした捉え方が生まれたのも10月8日の9月に議事録が明らかになって以降の話。実際にそうした見方をフォローするようなフィッシャー副議長の発言もあったし。今回は、声明文よりもむしろ3週間後の議事録のほうが材料になる可能性がありそうだ。