亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

言わずもがなのFOMC待ち

2014年10月29日 20時22分01秒 | トピック

日本時間の明朝午前3時に発表予定にFOMC声明文。
資産買い取り(量的緩和策)は今回終了したとしても選択肢としては残すという表現になるのではとの見方が広がっている。ウォール・ストリート・ジャーナルなどが流したものだが、このところの欧州に対する懸念や新興国の減速を考えれば、あり得る話ではある。ユーロ圏の状況を考慮するならば、来週の、さらに12月のECB理事会の出方を見たいということもあるのかも・・。ここまでの展開であれば、そんなことはお構いなしで米国内のことを重視して政策を決めるのがFRBではあるけれど。こうした捉え方が生まれたのも10月8日の9月に議事録が明らかになって以降の話。実際にそうした見方をフォローするようなフィッシャー副議長の発言もあったし。今回は、声明文よりもむしろ3週間後の議事録のほうが材料になる可能性がありそうだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 果たしてスイスは金を買い戻... | トップ | 番外編 阪神ターガース »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

トピック」カテゴリの最新記事