ついにS&P500種、Nasdaqが過去最高値を更新した。当然NYダウ30種も追随し更新ということなんだろうが、割高感がぬぐいきれないのは事実だろう。(10年債利回りが2.5%を割るなど」金利水準の低下がこの株高を妥当化するといわれても、株高を追認するための理由探し(理屈)のようで違和感がある。やはりFRB(米連邦準備理事会)のハト派政策を投影したうえで、ここまで何度も上書きされた“米中協議の手打ち近し”という楽観論が支配する金融相場という点は否定できない。いつものセンチメント主導。
確かに5Gという新たなフロンティアは新たな需要の拡大という点で、株式市場には好材料には違いない。しかし、それも相応の織り込みが進んでいるように思われる。次の大きな資金の流れが、5Gに関連して切り開かれる分野に注がれるとしても、米中技術覇権(軍事覇権)争いという要素が加わっているので、どこまで民生化するのかという点や、コスト面でもインターネットの普及の時のようなスピード感はないんじゃないかな・・と。
1990年代初めに軍事上の機密事項だったインターネットは、東西冷戦の終了で一気に民政化、技術公開が進んだ。独自の技術ゆえに公開する余裕が米国にはあった。追随ができないくらいに、はるかに先行しており、米国についてゆくしかなかった。大きなビジネス分野が立ち上がることになった。それが進展していわゆるGAFA世界に至ったが、問題はこの先。探し求めていたフロンティアが「5G」ということだが、そこに阻害要因が立ちはだかる。2大大国の覇権争いがそれ。技術競争での競い合いならばイノベーションも期待できるが、端から相手の機材は導入するな、ということなので構図は異なる。もっとも、中国の機器は指摘されているような点が気になるのは確かで、正直に書いて10年ほど前か?以前、事務所でIBMのPCを使っていたがLenovoに代ってからは別銘柄に変えたのは、いま指摘されているようなことを考えたからだった。まぁ、当方の事務所など、だから何なのさということだろうけど。まぁ、いろいろ考えながら行動しているということですよ。
確かに5Gという新たなフロンティアは新たな需要の拡大という点で、株式市場には好材料には違いない。しかし、それも相応の織り込みが進んでいるように思われる。次の大きな資金の流れが、5Gに関連して切り開かれる分野に注がれるとしても、米中技術覇権(軍事覇権)争いという要素が加わっているので、どこまで民生化するのかという点や、コスト面でもインターネットの普及の時のようなスピード感はないんじゃないかな・・と。
1990年代初めに軍事上の機密事項だったインターネットは、東西冷戦の終了で一気に民政化、技術公開が進んだ。独自の技術ゆえに公開する余裕が米国にはあった。追随ができないくらいに、はるかに先行しており、米国についてゆくしかなかった。大きなビジネス分野が立ち上がることになった。それが進展していわゆるGAFA世界に至ったが、問題はこの先。探し求めていたフロンティアが「5G」ということだが、そこに阻害要因が立ちはだかる。2大大国の覇権争いがそれ。技術競争での競い合いならばイノベーションも期待できるが、端から相手の機材は導入するな、ということなので構図は異なる。もっとも、中国の機器は指摘されているような点が気になるのは確かで、正直に書いて10年ほど前か?以前、事務所でIBMのPCを使っていたがLenovoに代ってからは別銘柄に変えたのは、いま指摘されているようなことを考えたからだった。まぁ、当方の事務所など、だから何なのさということだろうけど。まぁ、いろいろ考えながら行動しているということですよ。