1000ドルを挟んだ攻防戦が続く金市場だが、さすがに予想を大きく超えた買い残の増加には警戒感は強い。リーマン破綻から1年ということでメディアはその特集のオンパレード。大統領までウォールストリートにやってきて演説する始末。いわく「繁栄を取り戻している金融会社の多くは、米国民に借りがある」。旧投資銀行を中心にディーリング益を追い求め、再び投資銀行が巨大ヘッジファンド化しているいま、国民感情や議会への対応上も金融界には厳しいスタンスを取っていることを示す必要もあるのだろう。政策の目玉として進めようとしている医療保険制度改革への風当たりも強くなっており、余計にそう。
ところが、その金融界、順調に稼いでいるところと、そうでないところの格差は広がっている様子。稼いでいるところは相応のリスクを取っているわけで、恒常的に利益を上げられるというわけでもなかろう。むしろ金融全般では、傷みを抱えているところが多く、それでも世論(議会対策)を考えるなら金融界に厳しくせざるを得ないというホワイト・ハウスの二律背反。自己資本規制も、さじ加減が難しい。下手すると危機の再燃。
金市場。一度ザラバの新値を取りに行ったあとで、目立った調整局面到来と読んでいるのだが、まさに攻防戦が続いている。どちらに転んでも調整局面は訪れるが、高値クリア後が理想的ではある。
ところが、その金融界、順調に稼いでいるところと、そうでないところの格差は広がっている様子。稼いでいるところは相応のリスクを取っているわけで、恒常的に利益を上げられるというわけでもなかろう。むしろ金融全般では、傷みを抱えているところが多く、それでも世論(議会対策)を考えるなら金融界に厳しくせざるを得ないというホワイト・ハウスの二律背反。自己資本規制も、さじ加減が難しい。下手すると危機の再燃。
金市場。一度ザラバの新値を取りに行ったあとで、目立った調整局面到来と読んでいるのだが、まさに攻防戦が続いている。どちらに転んでも調整局面は訪れるが、高値クリア後が理想的ではある。
日本の政権交代による円高懸念ですが、状況を見ていると商品高と相殺で杞憂に終わる可能性もあるかもしれません。
しかし、そうなるとどんなに頑張っても消費大国の米国にとっては深刻な事態になると思います。
以前、ドルの通貨価値に触れていましたが、まだその段階にないと思ってます。
商品がもし急騰を始めればどうなるかわかりませんが、ただその段階でも金銀レシオが下がっている状況はまだ通貨価値というより金融政策による動きではと思ってるのですが・・・
思惑はどうあれども、値が上がればそれでいいのかもしれませんね。
ちょっと試し玉も入れてみようと思ってます。
金融の本質を知らないからこのような事が平気で出来るのである。行く末は、もう見えた。
日本の国は、此れからむしり取られてゆく一方であろう。
善意の無知は、簡単に騙され、陥れられるだろう。
腐った自民もいやであるが、善意の崩落も見たくはないものである。日本人は、もっと良く考える人が、他に居ないのか?
記憶力で、人をはかり、重用した罰であろう?考える人間を徴用する国が、その上を行くのである。