亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

17日のFOMC議事録待ち

2016年08月16日 22時57分47秒 | 金市場

今夜は日本時間の夜に入りスルスルとドル円が100円に迫り突破というイレギュラーな動きがあった。もっとも、ドル・インデックス(DXY)が94ポイント台に入ったので、ドル円だけの動きではなく、主要通貨に対するドル安という動きだった。何があったか背景は不明だが、とにかくドル売りの流れ。こうなると金も反応し、ジワジワと1340ドル台後半に水準を切り上げていた価格は一気に1350ドルを突破という展開に。相場のことは、相場に聞け、という展開。商いの薄い中で、突飛な動きも起きがちではある。

昨日は原油高、株高のリスク・オン環境の中で金は反発となった。NY連銀製造業景況指数がマイナス圏に落ち込む中で、ドル売りの中で金が買われるかと思ったが、反応は限定的だった。しかし、その後のNY株3指数ともに最高値更新という株高の中で金が買われたのは、行って来い状態となった先週金曜日の状況が、むしろ売られ過ぎということで自律反発というふうに見えた。今週は、明日のFOMC議事録がポイントに。

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