ストレス・テストは市場がその結果をどう消化すればいいのか戸惑いのなかで週末の取引時間切れという感じに見えた。その面では、今後時間の経過のなかで発生する出来事が、遡ってこのテスト結果の妥当性を判断するということなんだろう。言われているように償還まで持つことを前提にした国債はリスク分析から外されたことが問題点とされている。そもそも為替変動を考えなくていい環境のなかで国債の相互保有(もちつもたれつ)による問題発生時の連鎖性が不安視されているわけで、前提となるデフォルトは起こさせないという暗黙の意思表示でもあるまい。しかし、91行のうち7行が資本不足とされたが、08年秋から09年春にかけての国際金融危機の折に、独り立ちが不能になり既に資本に公的資金が入っているとろこが38行あるわけで、問題あらば政府がなんとかするというのが欧州のやり方ということか。昨日のタイトルを「どこまで取り繕えるか」としたのは、そういう意味もあった。
ところで、しばらく鳴りを潜めていた米国の地銀の破綻だが、先々週からまた動きが出て、今週も7行飛んで、年始から103行になった。昨年を上回る破綻・・・は想定内の動き。
ほぼ全国的に猛暑のなか、本日は午後に都内でセミナー。午前から3人による連続セミナーの3番目を担当。さすがに街を歩いている人も少なかった。この時間になり東京も気温が下がって来たので雷雨かな。
書き込みに「草刈り」というのもありましたが、気をつけてくださいよ~。ニュースでは夕刻の京都は豪雨だった様子。こういう天候の時に飛行機での移動は避けたい・・・。レーダーサイトを見れば、少し前まで埼玉方面が真っ赤。この時間は多摩地方から雷雲襲来中。
http://tokyo-ame.jwa.or.jp/
ところで、しばらく鳴りを潜めていた米国の地銀の破綻だが、先々週からまた動きが出て、今週も7行飛んで、年始から103行になった。昨年を上回る破綻・・・は想定内の動き。
ほぼ全国的に猛暑のなか、本日は午後に都内でセミナー。午前から3人による連続セミナーの3番目を担当。さすがに街を歩いている人も少なかった。この時間になり東京も気温が下がって来たので雷雨かな。
書き込みに「草刈り」というのもありましたが、気をつけてくださいよ~。ニュースでは夕刻の京都は豪雨だった様子。こういう天候の時に飛行機での移動は避けたい・・・。レーダーサイトを見れば、少し前まで埼玉方面が真っ赤。この時間は多摩地方から雷雲襲来中。
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2 当時はユーロやポンドがほとんどすべての通貨に対して急騰していた時代だ。経験則の教えるところによれば人や国にも銀行にも「ご立派なもの」は希少と言ってよい。スーパーユーロ・ポンドに有頂天になり米国の不動産やヨーロッパの不動産などにバブル融資を行った可能性は否定し難い。
3 リーマンショック後真っ先に懸念されたのがユーロ圏の銀行問題だった。当時は東欧への危惧もあった。亀井さんのコメントにあるように公的資金注入も一応行っているのだ。
もうこれ以上の膨大な債務が銀行に発生してもEU各国政府にオカネはない。
IMFも助けるべきではないし日本もこれ以上かかわっては駄目だ。そもそもIMFの篠原なる理事は故中川大臣問題の戦犯で日本の恥そのものだ。財務省は天下りと自らの権益の確保のためにのみIMFやアジア銀行など多数の国際機関にオカネを出している。
4 米国の商業用不動産の破綻は地方銀行の破綻にもろに直結している。米国の隠れ債務、FRBの金庫のガラクタ問題などEUだけでなく米国も再度の金融危機の地雷原だ。
「欧州のやり方」ってあたってる気がします。米国とは少し考え方が違って「銀行は社会の公器・政府の責任で」みたいな事が少し加味されそうな気がする。米国では銀行も企業だから、預金者(一般消費者)に迷惑がかからない範囲でどんどん潰せるのかな?と思ってます。アメリカの住宅価格が下げ止まらない事態になったら、破綻銀行がますます多くなりそう。次の一手考慮中だそうですが…いずれにしても市場が「足りない!」と催促する場面が来たらどうなるのでしょう?
アリは焼けつくみたいに熱いベランダでも平気で働いてます。彼らが快適と感じる温度は凄く高いのでしょう。でも人間は涼しい木陰とエコ冷房がイイ。だって人間はアリじゃないもの。皆様に暑中お見舞い申し上げます。
でも、冷夏よりは暑い夏が好きだ。
多少風があるだけましだが、日本は湿度があるので木陰にいても汗をかく。南の国の木陰は本当に気持ちがよかった。
お昼は家でとれたニドナリやらナスを入れた夏野菜の辛口カレー。
春先につけた梅シロップができてきたので、ソーダで割って飲んでいるが、この季節にはぴったり。
ビールも清涼感はあるが、飲むと汗をかくのが難点。
食べることばかりだが、みなさんの避暑方法は?
これから暑い群馬方面に出張なので、途中浅草であんみつを食べて、万全な体制で出動だ。
うっとうしい上司が夏をさらに暑くする。
「市場原理主義」崩壊の流れは、米国金融規制改革法案の成立、今回の欧州ストレステストなどではっきりした見るべきでしょう。注目はドイツに一行不適格行が出たのに、フランスは一行もなかったことです。日本ではフランスの情報は「遮断」されていますが、それは知らされていないだけです。結局、アメリカの行き方はおかしいと感じていたフランスがいち早く金融危機から立ち直り、力を蓄えている事となります。榊原英資氏の「フレンチ・パラドックス」ですね。フランスー中国関係には注意です。
それに問題は、上海ショックがサブプライム問題の発火点だった歴史的事実です。今から思えば中国政府はアメリカべったりのふりをして、したたかにもバブル崩壊を読んでいたのかも知れない。上海ショック時の上海株が4000ポイント、現在が2500ポイントをどう読むかでしょう。従って噂されている中国不動産バブルの崩壊は無いと思います。日中関係はもっと深まるべきだし、経済界で利口な向きはずっとそうしていますよ。
うまくいってるときは不満分子もそれなりに恩恵を受けていることもあるし、仮にそうでなく冷や飯を食わされていても仕掛ける訳にはいかないのだ。
2 「フィギンズが怠慢守備で代えられて若松監督に暴力行為」は眉唾だ。せいぜい体を寄せて詰め寄ったくらいが真相だろう?本当にこれしきのことで監督に暴力を振るったのなら本人同士が納得しても組織としてそれなりの対応をせねば組織が成り立たない。組織とは元来そういうものだろう。
3 昨日のベンチの内紛劇を見て川上巨人時代のある光景を思い出した。
ショートの黒江選手がエラーをすると川上監督がベンチから現れ球審に黒江選手の交代を告げた。黒江選手は笑いものにされ、野次の中ベンチに戻る。まさにマンザの中で黒江選手は赤っ恥をかかされたと考えられなくもない。
チームにカツを入れる、黒江選手の守備の問題・・。こういうシーンを度々TVで見た。
裏で川上監督が黒江選手をフォローする言葉でもかけたのかどうか・・わからないが・・?
もし、黒江選手がエラーで交代させられたので川上監督に暴行したらどうなっていただろう?互いに大人だったのだね。当たり前だけど!
4 金地金を保険と思い買ったが早過ぎたようだ?
円高はおさまりそうもないし、日本はそう容易には破綻しない国だからね。
かの有名な証券ですが個人なら紙くずになったと諦めれば済むのですが、銀行は諦めはしないでしょう。
証券は実際にはどこにあるのでしょう。
時価ではなく、簿価で。
2 CDS(だったかな?)まで含めると日本円で京の単位の損失という説もある。
3 日本の株式関係者でまともに回答しているのを聞いたことがない。野村の木内氏が「住宅価格が上がれば当該証券化商品も売買されるようになるのだが・・?」と一言ふれたのを聞いたくらいだ。
4 数学の匠が何十日もかかってやっと当該証券化商品の内容がわかると言われているしろものだ。パンドラの箱が空いて実体を知った現在たとえ住宅価格が回復しても中身のわからないものを誰も買わないだろう?
5 米国だけでなく当該証券化商品は世界にばら撒かれていて誰がどれだけ持っているか不明だ。当該証券化商品の価格をゼロとしてリセットしない限り問題の先送りをしているだけだ。
父親の話を聞くと、だれだれさんは贋金を作って、金を造り、それで、当地へきて、商売を始めたという。その贋金ずくりで、問題は新天地がなく、あたらしい、産業へとすすむことができなかったにすぎない。
問題は贋金をつかまされた人々はどうするかである。
この場合金融機関や投資家たちである。
それは廃棄するしかない。昔なら金属貨幣であったから、金属としての価値が残ったが紙幣ではというよりシステムの一部としてあるから、廃棄というわけにはいけない。
ではどうするか?
それは我国とその国民が今実行していることをすることである。
多分これ以外に、うまくやる方法はないが、それも限度がある。近く我国にもその限度が来る。
先のコメントの表題中「サブムライム」を「サブプライム」に改める。
1 米国がAIGを潰さないのはCDSだか?の損失を表面化できないとの説もある。
もし、表面化させれば支払い不能かつ他の金融機関などがドミノ倒しとなる。
従って、現在は騙し騙し何とかやっている状態で先が見えない。
2 GSとSECは和解したが日本の企業、投資家もGSなどの証券化商品を販売した企業に対して刑事、民事で告訴、訴訟の提起を行うべきだ。
もっと言えば日本の国会に参考人招致くらいすべきなのだ。