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金価格の上昇に弾みがついてきた。利益確定の売りが出ているが、それを新規の資金が吸収する構図になっている。その結果先週末11月2日のNYコメックスの取組(見決済玉の総数)は53万9479枚(1枚=100オンス)と9月以降で21度目となる、過去最高枚数の更新となった。これだけでも、いまの新規参入の程度が分かってもらえるだろう。(以前書いたように)しかもそれらの多くは、コンピュータープログラムによる運用手法を取っている。いわゆる「クオンツ運用」と呼ばれるものだが、元来投資理論自体が似かよっているので、右向け右的な一方通行的注文執行になりがちだ。上向き相場は、「買い(ロング)」で参戦する。それが上げに拍車を掛ける。
内部要因的には、週末を挟んだシティ・グループやメリル・リンチといった、このところのサブプライム問題の常連金融機関がまた話題を提供し、「信用リスク」が盛り上がり「金」が質への逃避の対象になったと解説される。確かにここでドルが多少戻そうが、原油が下げようが、金価格の下げを限定的なものにとどめ、押し目買いを入れさせる材料となっているのは確かだろう。今週はBNPパリバの決算なども予定されている。昨日は現地時間の午前中にミキシンFRB理事が「FRBの金融政策は金融業界のためにあるのではない」と12月の利下げ期待をけん制する発言をおこなったと伝えられている。「金」のみならず株式市場なども金利低下を好感して値を保っているので、どちらかというと悪材料となるが、「景気を重視すれば下げることはある」という読みもできるわけで、いまの市場環境は(とりわけ金の場合)いいとこ取りをしてしまう流れ。流れとしては買い安心感が醸成され、850ドルあるいは875ドルという価格が、暗黙の目標値になりつつあるように見える。一般的にこうした展開の時に反落の芽が育つということになるが、いずれにしても相場は佳境に入ったのではないか。売り方は阿鼻叫喚、買い方は大はしゃぎの恐怖のモメンタム相場。
裏に「デリバティブ・バブルの崩壊」が隠れていれば、サブプライムどころでは済まなくなるゆえ、不気味な「金」の上昇ということ。派手なことになってきた。
内部要因的には、週末を挟んだシティ・グループやメリル・リンチといった、このところのサブプライム問題の常連金融機関がまた話題を提供し、「信用リスク」が盛り上がり「金」が質への逃避の対象になったと解説される。確かにここでドルが多少戻そうが、原油が下げようが、金価格の下げを限定的なものにとどめ、押し目買いを入れさせる材料となっているのは確かだろう。今週はBNPパリバの決算なども予定されている。昨日は現地時間の午前中にミキシンFRB理事が「FRBの金融政策は金融業界のためにあるのではない」と12月の利下げ期待をけん制する発言をおこなったと伝えられている。「金」のみならず株式市場なども金利低下を好感して値を保っているので、どちらかというと悪材料となるが、「景気を重視すれば下げることはある」という読みもできるわけで、いまの市場環境は(とりわけ金の場合)いいとこ取りをしてしまう流れ。流れとしては買い安心感が醸成され、850ドルあるいは875ドルという価格が、暗黙の目標値になりつつあるように見える。一般的にこうした展開の時に反落の芽が育つということになるが、いずれにしても相場は佳境に入ったのではないか。売り方は阿鼻叫喚、買い方は大はしゃぎの恐怖のモメンタム相場。
裏に「デリバティブ・バブルの崩壊」が隠れていれば、サブプライムどころでは済まなくなるゆえ、不気味な「金」の上昇ということ。派手なことになってきた。
金魚鉢は熱気に溢れて、水が水蒸気に相転移中。。。
中国要人の意図的な?失言で決定的でしたね。
今夜バーナンキが何を言ってももう止まらないように思われます。
98年の通貨危機と重ねる記事が多いですけど、どうも根本的に違うように自分は思います。
今日先物満玉買いました。
本当に市場の予測は難しい。
このところもみ合い続きだった為替が、大きく円高へ向けて動き出したようです。為替が本当に動くとこんなもんではありませんね。果て、どうなることやら。
今日、上海株が反発したりして、これも意味深。
確実に言えることは、サブプライム問題がまた進化して、米国ではドル印刷機がフル回転状態です。
また、個人的に円高は日本経済への打撃を最小限に食い止めると思うし、為替相場は正直ですねえ。
金相場(現物)は当然、万歳三唱でしょう。