ゴールドマン・サックスのアナリストの手によるシティ・グループの投資判断引き下げの話。そうだったか、まだ引き下げてなかったんだった・・・という感じで聞いた。転売できず在庫として抱えたCDO(債務担保証券)の評価損を同グループが110億ドル(1兆2千億円)に膨らむとしているところを150億ドル(1兆6千億円)の可能性を指摘とのことで、判断を「中立」から「売り」に。これでシティは5.8%下げ、NYダウも8月16日以来の1万3千ドル割れへ。くだんのアナリストはWilliam F. Tanonaという名前らしいが、普段どのようなレポートを書いているのか興味がわいてしまった。これで結局130億ドル程度に収まれば、シティの当初予想より多いがゴールドマンのレポートの予想より少なくなったという落ちになるのだが・・・。会長にルービン元財務長官が座っているだけに、いろいろな分析、見方が出てきそうだ。ゴールドマン出身者がそこかしこに居ることが、話題になるくらいだから。貸し手側(金融機関)には厳しいとされる米国政府だが、結局公的資金を使っての救済機関の設立という方向か。
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FRBが「緊急利下げ」をするというウワサが広がり、東京株式市場も為替相場も急転換。本当に目まぐるしいことです。まあ、シティの格下げもあることだし、利下げは織り込み済みですが、要素は「緊急」というところですか。
それにしてもユーロは対ドルで高値を更新してスゴイ!
GSだってレベル3資産はCITI以上に持ってるくせにヌケヌケと他社を挑発しているようにしか見えませんが、実際のところは早めに大事にしてFOMCに対して圧力を加えていると感じられます。返す刀も承知と言ったところでしょう。話は変わりますが、損保ジャパンが300億の債務を背負う可能性有りだとか?例のモノライン絡みだそうで今後は何が出てくるかさっぱりわかりません。これはドルを犠牲に利下げという選択肢も点灯しつつあるように感じます。外野のサウジや周総裁のドル発言も真意のほどはどうなんでしょうね。どっちもドル資産を仰山掴んでますからね。