亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

 “勘”が当たったか!!!!

2007年11月21日 00時36分07秒 | 金市場
23時半頃帰宅してレート・チェックしたなら795ドル台に飛んでいた。それ自体に驚きはない。ユーロは1.48に近い所にいるし、原油も高いが、それよりもなによりも、GLD(street TRACKS Gold Shares)が大変なことになっているんだよ。日頃の習性で常に当日の残が頭に入っているが、見たデータが間違ってなければ、なんだ!!これは!という変化。GLDの残が前日比153トン減った・・・・。間違いじゃないだろうか。

先週の木曜日15日に以下のように書いた。「金ETFがその中心に座っているわけで、その拡大が700ドル台を難なく通過した基盤となっている。12日に10トン強減ったが、一般的には現金化されたということだが、それはわからない。800トンもの規模になってくると、その急増減が市場に与える影響は心理的なものを含め大きくなる。なかには戦略的にこの商品を使うヒトビトも出てくることだろうし、既に出ているのかも」。

いまだ、先ほど確認したデータが信じられないが(・・・・つまりネット上のデータの誤り)本当なら現物を欲しい機関がETFを買っていて物を引いたということになる。その可能性は考えており、それを15日に、ここに書いたがこんな短時間に表面化するとは思わなかった。それもこれもネット上で発表されている数字が正しければという話ではある。ないしは単純にETFの大量売却が起きたということになるが・・・・。

どっちにしても価格変動以上の変化が金市場に起きていることになる。果たして発表されているデータが正しいのか?

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