亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

金融環境波高し

2010年01月16日 17時57分44秒 | 金融市場の話題
NYの金価格は時間外から売り先行で進んでいたが、対ドルでユーロが売られるにしたがい金も弱いままで終わった。来週月曜日のNYは休みにつき3連休前の手仕舞い売りが出たという側面も。決算ではJPモルガン・チェースの内容が前年同期比で良かったにも関わらず売られたのが目を引いた。大手金融しかも旧投資銀行系の証券分野をもつところは相変わらずディーリング益を重ねた好決算となる模様。JPモルガンも同じで予想を超える住宅ローンや』クレジットカードなど引当金の増加(不良債権化)が嫌気された。ディーリング益は水ものゆえ、コアのビジネス(定食部分)の回復が見られないばかりか、先行きも警戒姿勢を崩せなかったことが敬遠された。関連する話では週末にイリノイ州など2行が破綻している。先週も2行破綻しており年始から4行となった。来週以降、決算発表が本格化するが、株式市場を中心に上下の振れが大きくなりそうだ。

午前に東京を出て午後は名古屋で仕事、それを終えて大阪に移動。名古屋を出て関ヶ原近辺だろうか雪野原。日本海側の大雪は続いているようだ。昨夜の大宮。電車を降りて改札に行こうとして驚いた。駅中がデパ地下のようだった。実は大宮に降りたのは20年ぶりくらいなのだが、街も大きく変っていた。


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