本日は、この時間に大阪に移動中。本日からNYは開くが、金は時間外のアジア時間に早々に高値更新。しかし、商いは薄い。1500ドル超えは月初4月3日の日経ベリタスにて「中東情勢と欧州の財政不安に東日本大震災が加わったことで1500ドルを突破してもおかしくない」とした、つまり“想定外”ではない。思えばFRB内のタカ派の地区連銀総裁の発言が欧米メディアを中心に取り上げられ、金も弱含みに推移していたのが3月中旬から4月の初めだった。想定外ではないが、正直言って1500ドルに乗ってからは多少なりとも押し戻されると読んでいた。しかも、それはイースター休暇入り前に起きると想定していた・・・・って先週書いたか? ありていに言って相場はFOMCを織り込みに掛ったということ。緩和策の継続を。その“織り込み”のきっかけは、ちょうど1週間前に発表されたS&Pによる米国債の格付け見通しの「ネガティブ」への引き下げだった。財政上のサポートが後退するならば、金融政策上のサポートは外しにくかろう、というのがそのシナリオ。 ・・・・・・ここまで書いて中断。そして再開。 確かにそれは言える。米国財政への制約は、昨年秋の中間選挙で民主党が大敗を喫した段階で、すでに予想されていたことだった。例の共和党サイドの財政削減を前面に押し立てたティーパーティ(茶会派)の台頭により民主党が大負けした段階で、FRBに負荷が掛ることは予想された(実際に当時そういう内容の原稿も書いた)。問題はかかる事態に当のバーナンキ議長がどのような判断を下すか・・・だが、中途半端に終わらずトコトンやるのがバーナンキ流とみているのだが果たしてどうなるか。FRB議長としては政治色の強い議長ではないかと思って見ている。今回、この局面での政策運営はそのスタンスを見る上でも今後を見据える上で参考になりそうだ。ヘリコプターベンの真骨頂となるのか否か。
純粋に、困窮した人に役立ててほしいから送ったのであれば、そもそも受領書など欲しくはならないでしょうに。
義援金を出すのはよいが、本当に使われているのか、今回の募金に限らず気になります。受領書をいただいても何らかまわないと思います。