本日もいわゆる“旗日”。思えば日本も休日が増えた。海外では既に為替はじめ取引は始まっている。株式市場に方向感の出ない中、戻り高値に躍り出て動きが注目されている金市場。先週はWGCからワシントン協定枠内の売却について途中経過が発表されていた。9月19日までに判明しているものを合計すると441トン。未確認のスイスの売りを読むと445~460トンという数値だった。やはり前年より増えているのは、スペインの売りが効いた。9月に入ってからの駆け込みの売りも相場の上場タイミングに向かう形で実行されたため、なんなく吸収されたということ。問題は今週26日が期限につき、残りがどうなるか。NY中心に“荷もたれ感”が強まっているだけに、ここで少しまとまって売られると調整の引き金を引くかもしれない。一方で、インドの需要はいい、インドはいい、と伝えられてきたインドの輸入量が報じられているが、確かにイイ。この1~8月の輸入量は664トン。前年同期比86.5%の増加。ひょっとすると9月末で昨年2006年通年の輸入量715.5トンを上回る可能性があると。この実需の強さが、ファンドをして上値買いの意を強くさせるのではないかと7月だか8月にここに書いたと思う。2005年と同じ構図なんだと。
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NHKの報道によると、欧米の大手銀行が東京市場で相次いで円を調達しているそうです。円建て社債を発行するもので、規模は1-2000億円だそう。
この新しい動きはサブプライムローン問題による欧米市場の混乱が根深いものであることを示しています。
今後の為替相場の動きをつかむためにの参考になるはずです。一応、「円高トレンド」ということになるのでしょうが、まだ断定はできません。為替の予測は本当に難しいものです・・・。
これには注目すべきコメントがついていて、影響は来年まで続くとのこと。
一般企業業績が多少良くとも、米国の消費が落ち込めば、再び世界同時株安、最悪の場合はスタッグフレーションへが誰の眼にも明らかになることとなるだろう。