出張中で外にいる時に携帯に連絡が、時間外でプラチナが急速に下げ始めたが、その理由は?と。昼前の話。新たな破たんによるファンドの投げ、というのが直感だった。結局、本日発表された日銀短観で大企業の業況判断指数が03年12月以来4年3ヵ月ぶりの低水準となったことが、需要の低下を連想させ売りにつながったという記事を夕刻に読んだが、なるほどねぇと。否定はできないし、もっともな理由だ。プラチナが下げ始めた段階で前日比プラスで推移していた金銀はその後、下げに転じ。ロンドン時間に入るころから急落状態。UBSがサブプライム関連投資で巨額の追加損失表面化。2月にシンガポール政府投資庁(GIC)に130億スイスフランの増資を決めたばかりだが、さらに損失拡大でJPモルガン・チェースやモルガン・スタンレーに追加的な増資を実施の方向。その前にドイツ銀行も25億ユーロの損失。次々に表面化した米系に比べ音無しで、だから逆に隠れ損失が指摘されてきた欧州系の損失の表面化が、為替市場でユーロ安として現れ、もちろん逆の現象としてドル高につながった。金市場では再び手仕舞いのうねりが、やってきた。900ドル割れ。実需がどう動くのかが焦点に。
四半期末というタイミングも手伝いNYコメックスの取組高(未決済玉の総数)も直近ピークの50万6,515枚(1枚=100オンス)から3月30日時点で42万462枚まで減少している。ファンドのネット買い越し枚数も重量換算で今年の2月19日660トンから3月25日時点で546トンと100トン超の減少となっている。全体に整理基調にあるのは確かだが、さらに手仕舞いが進み始めた。
四半期末というタイミングも手伝いNYコメックスの取組高(未決済玉の総数)も直近ピークの50万6,515枚(1枚=100オンス)から3月30日時点で42万462枚まで減少している。ファンドのネット買い越し枚数も重量換算で今年の2月19日660トンから3月25日時点で546トンと100トン超の減少となっている。全体に整理基調にあるのは確かだが、さらに手仕舞いが進み始めた。
欧州でサブプライム損が浮上しているにもかかわらず、欧州株は全面高。これを好感して現在、米国株も大幅高の展開です。為替はドル高に大きく動き始めました。
世界の中央銀行の協調路線、米国当局の素早い対策が効き始めたのでしょうか。われらが金相場はK先生の想定どおりの「飛躍の為の調整」のようで、ヘッジファンドのマネーが音を立てて「商品相場」から逃げ始めたようです。
このまま一本の上げ調子というのは難しいのでしょうが、やはり相場は上げてもらわないと。東京株も情けないがお零れに明日是借りたい問い預かりたいところですね。もう春ですし!
欧州は戦後のインフレで苦しんだ歴史があり、アメリカは1930年代の恐慌に苦しんだ歴史がある、デフレを警戒するかインフレを警戒するか、微妙に違ってくるのではないかと思うのですが…
もうじきアメリカの金融機関も決算が出るらしい、また色々あるかもしれない、金市場も日本株市場も巻き込まれて上下揺す振られるかも、と心配です。
もっと心配なのは中国の金融システム、もっともっと心配なのは私のゴールドファンド、金が上がっても金鉱会社は儲からないんじゃないかと心配ばかり募ります。
日本株市場は外人プレーヤーが多くてウインブルドン状態みたいだから、日本人は観戦してれば良いかな、と思っているのですが…それでも日本株で儲からないと金を買えないからやっぱり上がって欲しいです。
ソメイヨシノが散って八重桜が満開になる頃は日銀総裁も決まりますように祈るばかりです。
昔は40万枚超えると危険水域と先生書かれてましたが、今や少なく感じますね。
このまま手じまいが続いて35万枚なんてこともあるのでしょうか?基本的にはComexの取り組みと金価格は比例しますからそうすると$800を考えないといけないのか。。
今の金相場はボラがでかすぎます。一晩に$30以上も動かれると投資と言うより金融ばくちです。
前のように一晩$10動いただけで「いや~動いたなぁ」といえる相場くらいがいいです。
前出の母の金は5000円説に負けて一昨日売ったようです。。笑