亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

8月も、半ばです

2006年08月15日 16時52分40秒 | 金市場
中東情勢は停戦決議を受け入れたものの、双方が「防衛のための攻撃」を留保している状況では、完全な停戦は難しいだろう。拡大を防ぐことができれば、それで良しというニュアンスの濃いものではないかな。このあたりは国家対国家でも難しいが、国家対ネットワークのことゆえ尚更という感じ。ところで金価格の頭が重いのは、欧州系の銀行が売っているからだという指摘がある。仮に売っていたとしても、年間500トンの総枠を埋めるような規模ではないと思われる。売却していればECBの方で発表されるので直ぐに明らかになるのでその点、透明度は高い。そう言えば、また中国の金準備積み増しについての話が出ていた。ブルーンバーグが伝えたもので中国国務院発展研究センターに属する金融研究所の所長が、中国の外貨準備は現在の4分の3で十分だとして、一部を使って金を購入すべきと述べたとされる。ここの関係者の金購入に関する発言は2~3ヵ月前にもあったように記憶しているが、今後もこの手の話は流れそう。そのうち買うんだろうけどね。

日本時間の今夜、例の対米証券投資のデータが公表されるので、時間があれば夜半に更新する予定。ただいま原稿カキカキで追われております。8月も、はや半ば。。

写真は本文と無関係です・・・ハハハ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 動かぬことも戦略のうち | トップ | ほらほら、ね!? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

金市場」カテゴリの最新記事