昨夜は夕刻から詰まっており、中国関連で書こうと思っていた内容があるにもかかわらず未更新となりました。別の機会ということで。
さて前日のNY株の下げで本日のNY株が俄然注目度が上がることになった。現在、午後9時前だがヨーロッパも安いようだ。
昨日は先週の米失業保険申請件数が注目されたが、すでに報じられているように30万件と過去数年見たことのない数字となった。前の週のデータが修正された関係で前週比 . . . 本文を読む
8日は、IMF(国際通貨基金)が2014年の世界の経済成長予想を発表したが、全体の予想値は1月の発表時から0.1%下方修正した3.6%となった。この中でIMFはウクライナ問題を巡りロシアと西側諸国の関係が悪化していることから、世界経済を見る上で地政学的リスクを考慮する必要があるとしていた。思うに、ここまでのウクライナ問題は米欧サイドの経済制裁は出されたものの、かなり限定的なものであったのは事実で . . . 本文を読む
ロシアがウクライナにまたプレッシャーを掛け始めた。今朝方報じられたところでは、7日に東部の主要都市ドネツクで新ロシア派が地方議会を占拠し、一方的に共和国の創設を宣言するという事件が起きた。それにしても銃などで武装した約140人が議会に乗り込み占拠したあげく、独立を宣言したという流れは、この後に住民投票をやり、ロシア帰属の意思表示をし、その後ロシア軍が侵入となるならば、クリミア併合と同じ道筋となる . . . 本文を読む
先週末金曜日は、日本時間夜9時半発表の米3月の雇用統計を控え、夕刻5時30分からのラジオNikkei「マーケット・トレンド」出演だった。話の内容は、欄外のURLで聴いていただけます。今年に入って以降の金市場は、昨年と比べて打たれ強さというか、下値抵抗力を増しているが、それは昨年の売り手だったファンドが「売り」で“まとまっていない”ことがある。ここまでのところ、想定したほどには米国の回復が加速もし . . . 本文を読む
本日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会で大方の予想通り政策金利は据え置かれることになった。昨年秋にインフレ率が前年同月比で1%を割り0.7%になった際にデフレ傾向に危機感を強めたドラギ総裁は利下げに誘導した経緯がある。今回は2月にその0.7%と同率に再び落ち込み、さらに3月は0.5%となった。こうなると、さすがにデフレへの警戒がさらに高まり利下げ論議も高まると見られたが、結局日本時間の今夜終わっ . . . 本文を読む
今週は4月4日の雇用統計に多くの関心が向かっており、とにかく暖かくなれば米国景気は本来の姿を取戻し、力強さが戻るという前提で、時間が経過している。発表される米国関連のデータも、この見通しから大きく逸れるものはなく、ここまでは概ね順調。
昨日発表されたISM(米供給管理協会)製造業景況指数は、まさにそういうことだった。3月の数字は2月の53.2から53.7へ2ヵ月連続の上昇となり、大寒波というイ . . . 本文を読む