マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

あたらしい季節

2009年10月01日 23時17分06秒 | 庵主の日記
今日から10月ですね。
新しい季節。
いつもと同じ朝にするのがもったいなくて
いつもどおりの4時起きですが、
今朝は久しぶりに、倫理法人会のモーニングセミナーに参加してまいりました。

今日のゲスト講師は池田秋濤先生。
そう、おばあちゃんのお墓の文字を書いてくださった書道家の先生です。

池田先生は、本当にウイットのきくお話をしてくださいますが
その言葉と言葉の間に愛があるんです。

先生は、光頭会という会を結成して、高松の栗林公園の中で来園客の靴の埃を払うボランティア活動をされております。
「靴の埃をはらいませんか?」と呼びかけて「靴も頭もピッカピカ」と笑いを取ります。

そう、何を隠そう「光頭会」とは禿げの方で結成しているボランティア集団。
入会審査は相当厳しいらしく、禿げ具合によりそう簡単には入れないそうなのです。

そんな、笑いと優しさと温かさを、朝の6時から振りまいてくださいました。

お禿げさまで、(あ、もとい。)お陰さまで、本当にいい朝のスタートとなりましたよ。池田先生、ありがとうございました。

あさっては中秋の名月。
曇っていたら、お家も近いことですし、先生の頭で観月会といたしますか!
よろしくお願い申し上げます♪















基のコース卒業生の料理教室

2009年10月01日 19時14分17秒 | 基のコース(マスター講師認定講座)
無何有庵からこの秋誕生したマクロビオティック料理インストラクター・マスター講師の皆さんのデヴューを記念して、月替わりで料理教室を開催していただくことになりました。

みなさん、もう、すでにご活躍されていらっしゃいますが
マクロビオティックのお料理だけではなく食養指導はもちろん、マクロビオティック以外の分野のオーソリティでもあり、本当に素晴らしい講師陣です。

是非、たくさんの皆さんのご参加をお待ち申し上げます。



■10月21日(水)10:30~14:30

●秋をテーマに・・・ピクニック?(近日お知らせいたします)

●参加費 3500円

●講師 川上圭子先生
(ママと子どもの「マクロビオティック・おうちかふぇ」開催。野菜料理と草木染ユニット・ナチュラルリーフ主宰)



■11月 5日(水)10:00~14:00頃

●ナチュラルバースな玄米と根菜のあったかメニュー&いいお産の話

●参加費 3500円

●講師 森さくら先生
(マクロビオティックカフェスタジオ&ケータリング・ポレポレ屋 主宰)



■12月10日(木)10:00~16:00

●マクロビオティック創作お節料理

●参加費 4000円

●講師 三木仁美先生
(マクロビオティックカフェスタジオ・和樂舎“のぎろのがっこう”主宰)



■ 1月12日(火)10:00~14:00

●ちび女将のマクロビオティック・フィンガーフード・コレクション

●参加費 3500円

●講師 荻田美里先生
(宇多津 料亭・公楽 蔵カフェ マクロビオティック部門主宰)



■ 2月10日(水)10:00~14:00

●マクロビオティックこだわりスイーツ

●参加費 3000円

●講師 安田瑞穂先生
(mizumizuのおうちdeマクロ日教室 主宰、食養相談・お手当て<はーとりーと>主宰)



■ 3月10日(水)10:00~14:00

●マクロな焼きたてパンを使った春のワンプレートランチ

●参加費 3500円

●講師 中原あさ先生
natural food class te-ma 主宰)



■4月 6日(火)10:00~14:00

●春のマクロビオティックお花見弁当

●参加費 3500円

●講師  木村さき先生
(管理栄養士、食事指導・アドバイザー)


料理教室の詳細が届き次第、お知らせ致します。
まずは、さわりだけですが
お早めにリザーブなさってくださいね。

会場は、無何有庵です。

最大定員は8名です。


お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 受付 川田まで。












まなびまくろ<マクロビオティック食養指導士養成講座>スタート

2009年10月01日 17時13分47秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
讃岐MI塾<まなびまくろ>の定期講座として、昨日から一年間24講座12回の日程で、マクロビオティック食養指導士養成認定講座がスタートいたしました。

8名の定員でしたが、お顔あわせで12名の受講となりました。
昨年の指導士養成講座のスタートは13名でしたから同じような出発ですが、
内容は、一昨年のビデオ講座&解説とは違い、今回は私のナビゲートとなりました。カリキュラムも内容もオリジナルなものですが、コンセプトは「出来の悪い私でもわかる」です。わかるまで、じっくりお付き合いいたします。
どうぞ、全員が笑顔で卒業できることをめざしていきましょうね。
そして、皆さんのマクロビオティック観を持っていただければいいなぁと思います。

実は、一昨日まで、お問合せがあり受講のご希望を頂いておりましたが、
このコースは一年後、しっかりと食養指導士としてのレベルに達していて欲しいので、飯・羹のコースのご経験を前提、あるいは同時進行をお願いし、結果的にお断りすることになられた方も多くいらっしゃいます。
学びの気持ちを断ち切るようなことをしてしまったかもしれませんが、
どうぞ、真意をご理解頂き、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

さて、昨日の講座は宇宙の原理・陰陽概論、進化の過程に見る人間の食べ物がテーマでした。

食事など、ある程度マクロビオティックを実践していても
肝心の陰陽の意味がわかっていない(知る術を持っていない)方が多いものです。

ただ、陰と陽の性質とか影響を二次元的に見てその活用にあくせくすることなく
唯一なるものから生まれた陰陽の本質を知り、そこから宇宙の秩序、原理を見極めて、現象だけではなく森羅万象の理を自由に使っていきたいものです。

陰陽が唯一なるもの(絶対のもの、変わらないもの)の表裏であるということは、陰陽は唯一なるものそのものだということ。陰と陽は同じものなのだということに行き当たれば、シメタモノ。ですよね?


そして、進化を辿れば、植物の進化と動物の進化。その歩調、時系列がそれぞれシンクロすることでエネルギーのパワーが整います。
私達よりも進化を先に止めた遠人類とともに進化した果物ばかりを食べれば
当然私達の進化は後退する。つまり退化という現象が起きるわけです。
私達が穀類を食べる意味がそこにあります。

さらに、植物から動物が誕生したことの環境の変化や私達の体の仕組みのあり方、
内臓系、体壁系と感受性の関係、心身と食べ物の関係などをお話いたしました。

しかし、地球にすんでいる私達なのに、あまりにも地球の事を知らないんだということを発見(笑)。マイカーの性能を全く理解していないドライバーですね。

宇宙船地球号の未来が危ぶまれました

さあ、これから一年、マクロビオティックがもっともっと身近になって
マクロビオティックが普通になるように
ご一緒に学んでいきましょうね。