マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

友へ。

2012年02月02日 17時30分51秒 | 庵主の日記
先月の下旬に、大切な友人のお父様が
次の世界に旅立たれました。

お父様は、生前、松見歯科にも来て下さり、
ご一緒に杯を交わし、楽しい時間を過ごさせていただき、
穏やかな笑顔と優しいお声が、思い出に残りました。

ご家族ぐるみで受診くださり、
お父様のご病気がご家族のきずなを深めて行かれるご様子に寄り添わせていただき
私もスタッフも、本当に幸せな時間を頂きました。

お父様の病状を常に心配なさり、できる限りの手当をされ、
最後の最後まであきらめず、いろいろなご相談もいただきました。
スタッフも自分のお父さんのような気持ち、
お姉さんから頼っていただいているという気持ちでいたようです。

メールで訃報を頂いて、お返しする言葉が見つからず、
お気持ちを思うとどんな慰めもむなしい気がいたします。

友人は、お父様が家族や娘たちを思う深い愛を確認されたようで、
それがとてもよかったなと思います。

お父様はいつも明るくふるまわれて、その生命力故か、ご家族の愛情のたまものか、長く続いた闘病生活でしたが、もうだめかと思われる事態を何度も乗り越えられました。
そういう意味では、イノチを全うされ、大往生だったのではと思いたいです。

少し落ち着かれたら、お声をかけたいと思います。
本当は、メールを頂いた時にすぐにお返事を書くべきなのでしょうが、
どうしても手が止まり、思いを伝えることができませんでした。
人を慰めるということがこんなに難しいものなのかと、思い知らされました。

お父様のご冥福をココロから祈り、
早くご家族が日常にもどり、悲しみから少し解放されますことを願っております。

いつか、目にしてくれるだろうと、
ここに今の私の気持ちを書き記しておきたいと思います。