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この写真で、舌が見えますか?
舌が上あごについているために、舌の裏側筋が見えています。
娘ができて色々と実験や観察をしているのですが(笑)
舌の観察もその一つです。
舌の理想的な位置は、上の写真のように上あごにくっついている状態です。
また、舌を挙上する力がある方は、口を閉じている方が多いです。
ちなみに娘の舌は、生れた時から上あごにくっついていました。
普段は寝つきもすごくいいのですが、風邪をひき鼻がつまると、舌が下がり口が空きます。
唇が乾燥し、口呼吸をします。
赤ちゃんの時の対処法は、鼻を私が吸っていました(笑)
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汚いと思いますか?(笑)
この方法は、私の祖父がしてくれた方法です。
綺麗好きな祖父は、とてもさっぱりした服装で、お風呂が大好きな人でした。
人の鼻水が出ているのも気になる人でした。
孫の鼻水が出ているのを見て、自分の口で吸ったそうです。
スポイトタイプの物もありますが、実際幼い娘の鼻を吸ってみて、加減ができるので便利でした。
すぐうがいしましたけど…(笑)
舌の話に戻ります。
舌を持ち上げる筋力があると、上あごや下あごを押し広げる力が加わります。
矯正をされた方ならご存知かもしれませんが、歯やあごは、数十g~150g程度で動きます。
ゴムで引っ張る程度で歯は動くのです。
なので、舌を持ち上げる力は、自然で適切な矯正力がかかる状態という事です。
舌が挙上できるようになり、上あごが広がると鼻の通りも良くなります。
最近口をあけているお子様をよく見かけると思いませんか?
口呼吸になると、鼻が詰まり、唇が分厚くなります。
そのようなお子様の舌の位置を観察すると、舌の面が見えています。
舌の先が下の前歯の裏側にある状態です。
知り合いに、口呼吸のお子様がいらっしゃいます。
現在3歳ぐらいですが、呼吸をする度に鼻が
『スンスン…』
言って、息苦しそうです。
お口はいつも空いていて、唇が分厚いお顔立ちです。
そのお子様が、赤ちゃんの時の写真を拝見した時顔立ちが少し違いました。
唇が薄かったのです。
お腹の中ではへその緒を通じて供給されていた酸素も、生れてからは自分で呼吸をせねばなりません。
産後すぐには、薄かった唇も、
3年間、鼻が詰まり、口呼吸を継続することで
たらこ唇になっていると推測されました。
当然、食生活の影響もありますが…
お子様の寝つきが悪い時
お口をのぞいて見て、舌の面が見えているとき
是非お鼻の通りが悪くなっていないかも確認してあげて下さいね。
詰まっていたらスポイト(興味のおありの方は口で…)で吸ってあげて下さい。
写真はチェアーで相変わらず遊んでいる希羽です。
お口閉じています!!
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