やるのう、NHK

2005-02-16 06:16:33 | Weblog
 ラグビーなんて、どうでもいいのか。公共の電波という観念がないんだろうな。
 朝日との戦いが話題になっているけど、私はどっちも支持しないな。ていうかマスコミは嫌いですね。大学を出て、コネである新聞社に入ったけど、2ヶ月で辞めましたよ。そこで身にしみてわかったのは、いい記者の条件は、とにかく「締め切り時間を守る」ことに尽きる、ということ。取材はさっさと切り上げるに限る。それと、記者個人には「表現の自由」というものはなくて、それはあくまで会社のものである、ということ。記事のニュアンスを決めるのは記者本人ではなくて、何の相談もなく書き換えられた記事が紙面に載る場合もある。だから、もしもあなたがどこかの記者の取材を受けるなら、決してその記者を信用というか、あてにしてはいけません。どんな会話をしても、会社の意向しだいで後から歪められて報道されるおそれがあります。
 
 あえて言うなら、NHKの例の番組が、実際にはオリジナルのまま放送されていないのに「反日的」とされるのはおかしい。事前に見たのはNHK内部の数人だけでしょうが、その判断を視聴者は無条件で受け入れないといけないのでしょうか。自分で見て判断する機会を奪われた、とも言えるのではないでしょうか。この問題は、週刊文春の発行差し止めのケースと似ている、と私は思います。
 長くなったけど、たかが「裁判ごっこ」に神経を使う必要はなかった。大目に見て放送した上で、叩くなりなんなりすればよかった、というのが結論、かにゃ。
 
コメント
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