中学の頃
ピンク・フロイドの
20分を超えるこの曲を
よく聴いていた
真昼間
カーテンを閉め切り
勉強机に突っ伏して
始まりは
途切れ途切れの
エレピの音から
わたしの中に
海ができて
命が生まれる
3分たつと
ようやく弱々しいボーカルが
人の誕生を告げる
でも
だんだんにそれは
バックの音に呑み込まれて
11分過ぎには
完全な混沌が訪れる
人を超越した存在がもたらした
ひとつの終わり
復活を告げるのは
16分のオルガンの旋律
秩序が生まれ
18分にはギターのリフがはじけて
再び歌が始まる
でも22分
全てはまた
混沌に包まれる
果てしのない繰り返し
わたしはここにいながら
ここにいない
何年もたってから
この曲の訳を読んだ
アホウドリが空を飛び
世界は決して
崩壊しない
「エコーズ」の終わり
ロジャーのばか
(初台のDOORSで、マグノリアを観ながら、これを考えていました。彼女たちのライヴが退屈だったのではありません。わたしのイマジネーションを刺激したのです。その証拠にこれを書いているあいだ中、わたしの頭の中ではマグノリアの音がずっと響いていました。歌詞を思い出せないのが残念です。・・・・・そうだ、思い出せないのなら、わたしが作詞しよう。作詞しよう、作詞しよう、作詞・・・・・・・・・。)
ピンク・フロイドの
20分を超えるこの曲を
よく聴いていた
真昼間
カーテンを閉め切り
勉強机に突っ伏して
始まりは
途切れ途切れの
エレピの音から
わたしの中に
海ができて
命が生まれる
3分たつと
ようやく弱々しいボーカルが
人の誕生を告げる
でも
だんだんにそれは
バックの音に呑み込まれて
11分過ぎには
完全な混沌が訪れる
人を超越した存在がもたらした
ひとつの終わり
復活を告げるのは
16分のオルガンの旋律
秩序が生まれ
18分にはギターのリフがはじけて
再び歌が始まる
でも22分
全てはまた
混沌に包まれる
果てしのない繰り返し
わたしはここにいながら
ここにいない
何年もたってから
この曲の訳を読んだ
アホウドリが空を飛び
世界は決して
崩壊しない
「エコーズ」の終わり
ロジャーのばか
(初台のDOORSで、マグノリアを観ながら、これを考えていました。彼女たちのライヴが退屈だったのではありません。わたしのイマジネーションを刺激したのです。その証拠にこれを書いているあいだ中、わたしの頭の中ではマグノリアの音がずっと響いていました。歌詞を思い出せないのが残念です。・・・・・そうだ、思い出せないのなら、わたしが作詞しよう。作詞しよう、作詞しよう、作詞・・・・・・・・・。)