くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

久米レンゾ

2012年05月03日 23時36分37秒 | トレンド

正式名称かどうかはわかりませんが
正しくは 久米寺 二十五菩薩練供養会式(にじゅうごぼさつねりくようえしき)言うようです。

五月に入るとここ奈良県橿原市の久米寺と、約二週間後に葛城市の當麻寺
それぞれ練供養が繰り広げられます。

本堂から護国道場まで現世(娑婆)と浄土をつなぐ来迎橋を示す約100mの掛け橋が架けられ
これは、西方極楽から阿弥陀仏が二十五菩薩を従えて迎えにくることを示しています。

大般若経の典読があり、檀信徒・仙人講・詠歌隊・僧侶、住職、稚児行列が行われ、
続いて薬師如来像を先頭に二十五菩薩が介添え人に導かれて長い橋を練り渡り、
金堂に赴きます。



途中、僧侶の読経の合間に散華が行われます。
その模様は YouTube で http://youtu.be/Tcxzmk8Ocgw

僕がゲットした散華は 2枚
 


薬師如来像を持った観世音菩薩が大きく左右に身体を揺らせながら(お練り)
少しずつ歩んでいく姿はYouTube で http://youtu.be/QTvqo8VAFNY


全体の画像はフォトチャンネルで(写真の順番は実際の順の逆です)


二十五菩薩とは、観世音・勢至・薬王・薬上・普賢・法自在・獅子吼・阿弥陀・虚空蔵・徳蔵・
宝蔵・金光蔵・金剛蔵・光明王・山海慧・華厳王・衆宝王・月光王・日照王・三味王・定自在王・
大自在王・自衆王・大威徳王・無辺身の諸菩薩をいいます。

朝、雨が降っていたのでどうだろうと思っていると午前中には止み、一通りの儀式を終えた
16時過ぎからまた小雨が。
まるでこの儀式に合わせたような感じでした。

當麻寺の練供養は5月14日の予定だが、こちらは中将姫にまつわる話。

久米寺よりも規模は大きくよく知られているが、競う訳でもないのに久米寺が晴れなら
當麻は雨、久米寺が雨なら當麻は晴れと昔からのジンクスがあるようです。

今日は微妙な天気だったので當麻はどうなること???