安保法制の施行を3月29日の明日に控え、松本駅前での緊急アクション。
杉尾ひでや氏
「安倍総理大臣は危ない。そして強権的な手法。安倍総理は三度ウソをついてきた。特定秘密保護法は国民に信を問わず、強行採決。一昨年の集団的自衛権行使容認を国会の審議を経ずに一内閣で勝手に決めた。2014年衆院選はアベノミクスの信を問うと言っていたが、血道をあげたのは安保法制だ。さらに『私は正しい。なぜなら私は総理大臣だからだ』と言った。国民の声を聞かない。そして「憲法改正」、まずお試し改憲をやる、2弾目で前文・9条に手をかけるだろう。この夏の参院選は、暴走する安倍政権と良識ある市民との戦いだ。なんとしても勝ち抜かなければいけない。」
スペシャルスピーチ小出裕章さん
「昨年4月1日に松本市民になった。5年前、私が本当に恐れていた福島原発事故が起きた。原子力緊急事宣言が発令され、日本の法律が適用除外となり、放射能汚染地に百万人が捨てられた状態となっている。何とかこの国を変えていかなければいけないと強く思う。
戦争は、ある日突然起きるわけではない。一歩一歩準備して、国民が抜け出れないようになるのが過去の歴史。政治が嫌いでは済まない事態だ。安倍さんを絶対止めさせなければならない。」
民進党下条みつさん
「安倍さんが、今度の安保法制は10年、20年先を見越してやったというが、それなら、なぜ借金を1000兆円もつくったのか。今度は命がかかっている。止めるしかない。」
共産党唐沢ちあきさん
「安倍政権は、野党共闘を恐れて、共産党攻撃を仕掛けてきた。焦っているのは安倍政権だ。」
社民党中川博司
「今から6か月10日前、強行採決されたが、あきらめることなく戦い続け来た。それは、この戦争法案は、私たち一人一人が人間として当たり前に生きていくことを否定する法律だからです。憲法第10章最高法規規定は3つあります。99条はこの憲法は権力者が守るべきものと書いてある。第98条は憲法に違反した法律は効力を持たないと書いてる。そして真っ先に97条に基本的人権の尊重がうたわれている。政治は、何よりも基本的人権を尊重しなさいと書いてある。非正規労働者が2000万人、子ども相対的貧困率が17%、ひとり親では54%、この人が人として当たり前に生きていくことができない、その延長線上に戦争はある。だから戦争法反対の声を上げ続けてきた。しかし、まだまだ広がりが足りない。今、一人一人が不安に思っていること、怒り、これを広げていくことが参院選に勝利し、戦争法を止める道だ。」