院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

インターネットは便所の落書き

2013-05-03 00:07:43 | コンピュータ
 患者さんに医学的な説明をしているときに、ネットには違うことが書いてあったと言われ、ムッとすることが多々あった。あなたは目の前の専門家が言うことよりもネットに書いてあることを信じるのですか?ネットとは誰でも何でも書き込むことができる、言ってみれば便所の落書きと同じなんですよ、という気持ちだった。

 ネットの書き込みと便所の落書きが違うところは、ネットは活字になっているという点である。活字で書かれていると、なんとなく信じてしまうものだ。だから、私が口で言うよりもネットの活字に信憑性を感じてしまうのは分からぬではなかった。

 ところが最近、ネットにはこう書いてあったと話す患者さんが激減した。それだけネットが普及し日常的なものになったため、ネットには間違いや悪意が存在していることを利用者がようやく理解したのだろう。

 私が感じた不快さは、ネットが十分に行きわたるまでの過渡的な現象だったようだ。最近はムッとしないで済んでいる。

 ところでこのブログだが、私は一生懸命に書いているのだが、間違った情報を書いてしまうことが必ずあるだろう。ネットに慣れた読者なら、テキトーに読み飛ばしてくださると思う。もし親切心があれば、コメント欄で訂正していただきたい。これまでの7年間で、そうしてくださったありがたい読者が何人もいらっしゃった。

追記:
 この連休に旅行に出ますので、このブログは3日間お休みします。