Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

消しちゃだめ!!

2008年02月04日 | 家・わたくしごと
 1996年製のテレビが先週、急につかなくなった。テレビがなくては生きていけない生活を送っているわが家にとっては、これはもう大事件である。まず、この第一報はかみさんから研究室にかかってきた電話だった。
「たいへんなことになったのよ。」電話の第一声はこれである。こんなことを聞いたら誰だってどんなことになったのかと、背筋を伸ばして緊張状態で聴くものである。私もこの例にもれず、もう一気に血圧が20は上がった感じだった。「テレビがつかないのよ。とうとう壊れたみたい。」という言葉を聞いて、まあホッとはしたが、それにしてもその事件の重大性は十分認識できたのだ。
 その事件から何度かテレビはつくのだが、一旦消してしまうとまたつかなくなってしまう。この原因が解明できないのである。なんといっても12年使っているわけで、そろそろ寿命かとも思うのだが、やはりたまにつくテレビを買い換えるのには結構、勇気がいるものだ。壊れて見れないのならまだしも・・・。
 昨日、つかないテレビを叩いてみた。すると・・・つくのである。まるで漫画の世界だ。しかし事実なのだから仕方がない。テレビの内部のどこかが接触不良なのだろう。それにしても消したらまた難儀だし・・・と思いきや、とうとうかみさんは、
「消しちゃだめ!!」という張り紙を作成したのだ。そんなこといったって、電気代はあがるし、テレビのモーターだって熱を持って危険だ。いったいどうすればいいのやら。やはり最後はテレビを叩いて、毎回目を覚まさせるしかないのだろうか?