Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

潮干狩り

2008年05月05日 | 家・わたくしごと
 どんなきっかけだったのかは記憶にないのだが、昨晩になって「明日、潮干狩りに行こう」ということになった。場所は那覇空港の目と鼻の先にある瀬長島である。空港に飛行機が降りるためのライトが点灯している場所で、すぐ上をボーイング747が通過するというなかなか光景的にも刺激的な場所である。
 わが家は沖縄にきて9年、しかし今回が潮干狩りは初体験である。とにかく「熊手」が必要だろうと、ホームセンターで290円の熊手を一つかって瀬長島に到着。誰も潮干狩りなんてしていない。本当に貝なんているわけ?と半信半疑でテレビ番組で見たようにただ掘り始めたのである。すると、ポツリポツリとスーパーの魚屋で売っているアサリがとれるではないか!そうなると、まずは「貝の味噌汁」を目標にして、数が増えると次は「スパゲティ・ボンゴレ」、いやいや「あさりのワイン蒸し」か?ともう必死である。
 2時間はやっただろうか。収穫63個であった。一般に潮干狩りというのは、入漁料とか獲った貝の量り売りとかのシステムがあるような話を聞いたことはあるが、ここはわが家から車で25分。駐車代も入漁料もタダ。お金のかからない家族サービスがこんなところに転がっているなんて驚きである。砂抜きという作業が残っているのだが、さて今晩のおかずは?