Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

目の錯覚

2008年05月09日 | 
 バリのことを始めてから、「パリ」を見ても「バリ」に見えるようになった。「パリの街角で」なんて表現は、冷静に考えれば、「バリ」ではなく「パリ」に決まっているのである。「パリ」は街かもしれないが、「バリ」は町と書きたくなる。しかし錯覚とは怖いもので、本屋でそんなタイトルの本があれば、「おおー」っと急いで手に取り、表紙のエッフェル塔やモンマルトルの風景を見て、愚かなる目の錯覚に気づくのである。最近は、本棚でこの文字を見た瞬間、冷静に対処できるようになり錯覚を起こすことはなったのであった。
 そんな目の錯覚を、久しぶりに京都で味わった。なんと写真に写した文字を見て、私の大好きなスポーツブランドと勘違いしたのである。この店名はUMBOであるが、私はバスからこの店の看板を見た瞬時、やはり「おおー」っと感動し、おもわず窓ごしに写真を撮影してしまったのである。よくみるとUMBROではない。
 エッシャーの絵に騙されるのならともかくも、パリやUMBOに騙されるなんて全く情けない。だいたいUMBROの店なんて日本中探したってあるわけがないのに、ある一瞬の錯覚で騙されてしまうのだ。そういう意味で目の錯覚というのは、恐ろしい現象である。