『ソーシャルワーク研究』Vol.33 No.4 2008
在宅医療とは少し専門が異なるが、実践報告を研究論文にする上で、こういう切り口もあるのか!と勉強になった論文。
短期入所サービスがもつサービス特性を整理し、その上でソーシャルワークの必要性を事例を通して検討、提起している。
サービス特性から生じる課題を「生活環境の移動」「レスパイトケア」「断続的なサービス形態」とし、各々の場面でのソーシャルワーク展開を報告している。
特養で生活相談員をしている友人に、「どんな仕事をしているの?」と聞くと、「介護職とほとんど同じだけど、違うのはお葬式に行くことかな」と返ってくることが多い。入退所の動きがあまりないがゆえに、「業務内容」からとらえると、そのような返事になってしまうのだと思う。
しかし本論文のように、「視点」からとらえるとどうだろうか。それは保健医療のソーシャルワーカーにも同じことが言えると思う。
専門職は「その道のプロ」である。だからこそ、置かれた状況のなかで、いかにして自身の専門性を発揮できるか…という姿勢も大切なんだと思う。
在宅医療とは少し専門が異なるが、実践報告を研究論文にする上で、こういう切り口もあるのか!と勉強になった論文。
短期入所サービスがもつサービス特性を整理し、その上でソーシャルワークの必要性を事例を通して検討、提起している。
サービス特性から生じる課題を「生活環境の移動」「レスパイトケア」「断続的なサービス形態」とし、各々の場面でのソーシャルワーク展開を報告している。
特養で生活相談員をしている友人に、「どんな仕事をしているの?」と聞くと、「介護職とほとんど同じだけど、違うのはお葬式に行くことかな」と返ってくることが多い。入退所の動きがあまりないがゆえに、「業務内容」からとらえると、そのような返事になってしまうのだと思う。
しかし本論文のように、「視点」からとらえるとどうだろうか。それは保健医療のソーシャルワーカーにも同じことが言えると思う。
専門職は「その道のプロ」である。だからこそ、置かれた状況のなかで、いかにして自身の専門性を発揮できるか…という姿勢も大切なんだと思う。