『EMERGENCY CARE』 2011 vol.24 no.2
葬儀社の立ち場から、看取り後~火葬におけるグリーフケアの対応について述べている。
保健医療福祉関係者以外からの報告について、違った角度からのグリーフケアを知ることができ、新鮮であった。
引用
・グリーフケアにおいては、①病院での死亡確認から自宅への搬送、②納棺、③最期のお別れから出棺、④火葬場という場面を経る中で、遺族が死別を現実のものとしてとらえていくと考えられている。
・故人の表情を整えていく際、もちろん化粧などの専門的な知識を持っていることはとても重要だが、それ以上に重要なことは、遺族が故人に対してどのようなイメージを持っているかについてお話しを伺っておくことである。
在宅医療においては、死後の処置を看護師や介護士とともに家族が行うということが多いと思われる。そのことは、「死」の受け入れを手助けしたり、援助者側としては、家族が死とどのように向き合っているかを知る機会となる。
病院で向かえる死とその後の過程と、在宅で迎えるそれとでは、異なる場面が存在するであろう。
しかしグリーフケアにおいては、どの領域であっても同様に行われるべきであり、格差があってはならない。
どの立場でどこまで担うのか(担えるのか)、自身の可能性と限界を知る必要があるだろう。そのことで、他職種(他組織)との連携も円滑に進むと考える。
葬儀社の立ち場から、看取り後~火葬におけるグリーフケアの対応について述べている。
保健医療福祉関係者以外からの報告について、違った角度からのグリーフケアを知ることができ、新鮮であった。
引用
・グリーフケアにおいては、①病院での死亡確認から自宅への搬送、②納棺、③最期のお別れから出棺、④火葬場という場面を経る中で、遺族が死別を現実のものとしてとらえていくと考えられている。
・故人の表情を整えていく際、もちろん化粧などの専門的な知識を持っていることはとても重要だが、それ以上に重要なことは、遺族が故人に対してどのようなイメージを持っているかについてお話しを伺っておくことである。
在宅医療においては、死後の処置を看護師や介護士とともに家族が行うということが多いと思われる。そのことは、「死」の受け入れを手助けしたり、援助者側としては、家族が死とどのように向き合っているかを知る機会となる。
病院で向かえる死とその後の過程と、在宅で迎えるそれとでは、異なる場面が存在するであろう。
しかしグリーフケアにおいては、どの領域であっても同様に行われるべきであり、格差があってはならない。
どの立場でどこまで担うのか(担えるのか)、自身の可能性と限界を知る必要があるだろう。そのことで、他職種(他組織)との連携も円滑に進むと考える。
エマージェンシーケア 24巻2号 | |
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メディカ出版 |
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