


カタクリの花が咲き始めた
林内に群生するユリ科の多年草
左が今年芽生えた一年目の芽 ほとんどひょろ長い茎だけ
真ん中の写真は2年目以降 一枚の葉の状態で2~6年まで過ごす 葉は年ごとに少しずつ大きくなってゆく
花は7~8年目で咲くと言う時間のかかる花だ 開花の時の葉はふつう2枚
花期は3~5月 基部近くにW字形の濃紫色の斑紋があり 上方へ強く反り返る
根茎は毎年更新を重ねて旧鱗茎の下に新鱗茎が付く そのため開花株では鱗茎は土中深く潜る
鱗茎から採った澱粉が真正の片栗粉 今ではジャガイモから作っている
芽吹き前の落葉広葉樹林に生え他の植物が繁る前に以上から姿を消す
このような植物を春植物(スプリングエフェメラル・・春のはかないもの)と呼んでいる