ヤドリギの実が綺麗な色に熟れた
ヤドリギ科の半寄生の常緑小低木
普通植物は地上に根を張るが ヤドリギは他の樹木の幹に根を下ろす
寄生する相手はケヤキ エノキ サクラ ミズナラ ブナ シラカバなど落葉樹各種
根から養分を奪うが自分でも光合成をするので 半寄生という
花は2~3月に咲き雌雄別株 小さい花で目立たない
実は液果で6mmほどの球形 晩秋に熟して淡黄色になる
中の種子は粘液質の果肉に包まれる
実はレンジャクが大好きで群れで来て食べまくる
消化しにくい粘液質分が糞もネバネバにして種を出す
枝や幹に付いた種は 芽を出し寄生根を食い込ませて成長する
幹に根を食い込ませて葉を出すまでは3年半かかると言われている