24節気の大寒 暦に合わせたか都心では雪が舞い寒い一日だった
黄色が綺麗なキセキレイがいた
黄色のセキレイでキセキレイ
セキレイ(鶺鴒)のセキ(鶺)は背筋 レイ(鴒)は冷たく澄んでいる意味の漢語で 背筋がピンと伸びた姿を形容した名前
奈良時代には「にわたたき」「いしたたき」など異名が多い
九州以北に留鳥として分布しており 北方や高山のものは冬には暖地に移動する
平地から標高3000m近くの山地の水辺近くに住む
体長は20cmでセグロセキレイ(21㎝)やハクセキレイ(21㎝)とあまり変わらないが 体重は半分ほどしかない 尾羽が長く体形がほっそりしているのだ
雌雄ほぼ同色 繁殖時にはオスの喉は黒い
普通小鳥は雛の糞を咥え取って飲み込んだり捨てに行ったりするが キセキレイは雛の糞を近くの水溜りや流れに捨て ついでに自分の嘴も洗う清潔好きな鳥なのだ
女郎花おほかる野辺の庭たたき さがなき事な人にをしへそ(寂蓮)