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オニグルミの冬芽と葉痕

2019-02-08 | 樹木 草花


冬の植物を見る楽しみの一つは、冬芽と葉痕 面白い形のものがある
オニグルミの葉痕(葉の落ちた痕)は、よく羊顔と言われる
葉痕の中に3か所の斑が見えるが、維管束痕と言う 養分や水分の通り道だったところ

先端は冬芽で頂芽 オニグルミでは葉の芽
芽鱗に包まれていないので裸芽と言う 外側の葉が芽鱗の役目をして寒さから守っている

オニグルミ:
クルミ科の落葉広葉樹 10m程になる
花は雌雄同株で、5~6月に咲く
雌花序は新枝の先に直立し、雄花序は前年枝の葉腋から垂れ下がる

実は核果状の堅果で、樹上の若い実は緑色の厚い皮に包まれ房なりに垂れる
熟して地面に落ちると、皮は腐って剥がれ中からかたい殻が出てくる
殻は堅くて容易に割れない
リスとアカネズミがこの殻を割って食べることが出来て、貯蔵用に埋められて食べ残した実から芽が出る
実は更に砕いてゴムに混ぜて、スタッドレスタイヤに使われている